出版社内容情報
捨て猫を引き取り、猫を飼いはじめた家族と子猫の様子を、犬の未来の視点から描きます。捨て猫の現状、犬と猫のちがいもわかります。
捨て犬・未来の目を通して
誕生プレゼントにペットをねだられたお父さんは、捨て犬・未来の「命の授業」を思い出した。でも、お父さんは犬が苦手。そこで、捨てネコを引き取ることに。そして「未来」と名づけます。
ペットを飼うことは、家族がひとり増えること。捨てネコをあずかり、はじめてネコを飼う家族と子ネコの様子を『子犬のマーチ』同様、捨て犬未来の目線で描く。
【著者紹介】
【今西乃子・著】 1965年大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報などを経て、旅行記と子どもの道徳・倫理問題に関連した執筆をきっかけに児童書のノンフィクションを手がけるようになる。国際理解や人権教育をテーマにした講演や子どもたちへの授業、教育講演会等で講師もつとめる。主な著書に第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『ドッグ・シェルター』(金の星社)や『犬たちをおくる日』(金の星社)、第48回産経児童出版文化賞推薦『国境をこえた子どもたち』(あかね書房)、『命のバトンタッチ』『捨て犬・未来と子犬のマーチ』『ゆれるシッポの子犬・きらら』『捨て犬・未来 命のメッセージ』(岩崎書店)などがある。日本児童文学者協会会員。
内容説明
わたしを助けてくれた麻里子さんは、二度と捨てられることがないよう、幸せな未来を生きられるよう、「未来」って名づけたんだ。でもネコの未来クンはどうだったんだろう―?「わたしは捨て犬だったんだよ!あんたは?」「ぼくも捨てネコやってんで」わたしは、自分と同じ名前の由来をもって、同じ名前になった「捨てネコ・未来クン」におおいに興味を抱いた。犬とネコの行動のちがい、「犬と人」「ネコと人」の絆のちがいを、捨て犬・未来が語ります!
目次
わたしは未来!ぼくも未来!
捨て犬VS捨てネコ
捨てネコの未来クン―佐藤さんからきいた話
お誕生日プレゼント―福村先生からきいた話
子ネコはどこから?―福村先生からきいた話
捨てネコ・未来、家族になる!―福村先生からきいた話
未来クンがくれた光―福村先生からきいた話
犬・ネコの勝利宣言
著者等紹介
今西乃子[イマニシノリコ]
1965年、大阪府岸和田市生まれ。児童書のノンフィクションを手がけるかたわら、小・中学校などで「命の授業」を展開。『ドッグ・シェルター』(金の星社)で第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞。日本児童文学者協会会員。特定非営利活動法人動物愛護社会化推進協会理事
浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校(現東京ヴィジュアルアーツ)Tokyo Visual Arts卒業。2年間広告専門のスタジオでアシスタント。1984年、独立。1990年、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。現在、企業広告・PR、出版関係を中心に活動。世界の子ども達の笑顔や日常生活をテーマに撮影している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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