出版社内容情報
放射線の研究等によって2度のノーベル賞を受賞したマリー・キュリー。多くの苦難の末に偉大な研究成果を残すに至った姿を描く。
放射線の研究等によって2度のノーベル賞を受賞した、マリー・キュリー。幼いころから本が大好きだったマリーが、苦学の末に偉大な研究成果を残すに至った姿を描く。
【著者紹介】
【イ・スクチャ・文】 まんがストーリー作家として活動。古典、名作、科学、経済など様々な分野の学習まんがを手がけている。
目次
１ まずしい家の、かしこい少女
２ 国を失った悲しみ
３ 家庭教師になる
４ ソルボンヌの変わりもの女学生
５ キュリー夫人
６ ラジウム発見
７ 最後のたたかい
著者等紹介
イスクチャ［イスクチャ］
長編小説『ショリウム』をはじめ、童話、コラム、まんがの原作など、さまざまな分野で活動中
猪川なと［イノカワナト］
翻訳者。東京生まれ、横浜育ち（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
29
「キュリー夫人」表記でないだけでも、自分的にはうれしかったです。ポーランドという小国がいかに大国に翻弄されてきたがわかるエピソードは、日本という島国に住む娘にはどのように受け止められているのか少々わかりませんが、たまたま同じタイミングで借りたショパンの伝記でも出てくるため印象に残ったようです。淡々とした描写ですが、科学だけでなく時代や戦争といった部分も丁寧に描かれていて、歴史に興味を持つきっかけが豊富だな、と感心しました。2021/01/26
海
0
1867年ポーランド生。24歳ソルボンヌ大学入学。28歳結婚。98年ポロニウム、ラジウム発見。36歳ノーベル物理学賞。44歳ノーベル化学賞。1934年66歳死去、放射能が原因か。原子番号は原子核の中にある陽子の個数。ウランの原子番号92はウランに92個の陽子がある。国境が地続きだと戦争が多い。戦争の禍根ゆえに民族意識が強くなるのか？日本人より大陸の方が民族意識が強い感じ。女性を下に見ていた時代なので社会的に全てのハードルが高かった。屈辱や困難も多かっただろう。現代を思うと先人の努力に感謝。2022/07/21
