出版社内容情報
南米アルゼンチンに生まれたゲバラ。医師を志すも、人々の貧しく辛い生活を知り、社会を変えるべく革命家としての道を歩んだ。
アルゼンチンに生まれたゲバラは、旅の中で貧しくつらい生活をおくる人々の現実を知る。医師より革命家としての道を選んだゲバラの思想や人生は、今も多くの共感をよぶ。
【著者紹介】
【パク・ヨナ・文】 韓国で活躍するストーリー作家。少女まんが、学習まんが、童話へと活動範囲を広げている。
目次
01 ぜんそくとのたたかい
02 アルベルトとの出会い
03 運命の旅
04 民衆を思う気持ち
05 革命の花火が上がる
06 革命家の誕生
07 キューバ革命の英雄、チェ・ゲバラ
著者等紹介
パクヨナ[パクヨナ]
まんがストーリー作家として、韓国にて幅広く活動中。少女まんがをはじめ、学習まんが、創作まんが、童話へと制作範囲を広げてきた。現在は、偉人の子ども時代から成功にいたる物語を描き、おもしろさと感動を伝える学習まんがに力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
31
「えっ!?チェ・ゲバラが偉人!?」とびっくり。ドキドキしつつ借りてみました。このシリーズらしく、革命家となった後よりも幼少期や青年期の出会いや葛藤が丁寧に描かれていて、南アメリカの抱える悲しい問題が今もまったく変わっていない…。フィデル・カストロも若き優れた指導者として登場し、アメリカで教育を受けた自分には驚きでした。矛盾の多い混沌とした、宝石のような南米の旅の風景は、本当に素晴らしく描かれていました。映画も見てみようかなあ…。娘さんには補足説明。難しいよね。マスードさんの伝記も出たりして。2021/02/27
コダマ@ようやっとる!
15
チェ・ゲバラの生い立ち 途中の豆知識のところが良い2018/12/16
なつ
8
本当は他の出版社から出ている偉人伝(漫画バージョン)の『チェ・ゲバラ』を読みたかったんだけど、図書館で取扱いがなく、コレを借りてみました。元漫画家の夫に意見を聞きつつ、二人してツッコミどころ満載の、ある意味初体験的な面白さがある本でした(笑) でも、今まで全然知らなかったチェ・ゲバラというイケメン革命家の短すぎる一生をさらりとだけでも知ることができたので、次に読もうと思っている戸井十月著の『ゲバラ最期の時』が更に楽しみになりました。(ちなみにチェ・ゲバラに興味を持ったのは鎌田實先生の本がきっかけです)2019/02/04
ひまわり
3
チェ・ゲバラのことだけでなく,コラムがたくさん載っているのがよい。コラムが勉強になりました。南米に行きたい!!2015/11/14
yo-su-
1
決してテレビでは取り上げられないような今のキューバの現状をYouTubeで見た。医者も弁護士も同じ給料で、決められた配給の食材さえ遅延し、お肉の値段が一ヶ月のお給料より高い。富裕層と貧困層の格差がえげつなかった。それなのに国民は何も言わずにそこで暮らしている、暮らすしかないのである。その点は日本人にも同じことが言えるかもしれないが。ゲバラが望んだ景色は本当にこれだったのか疑問が残る。2025/03/13