出版社内容情報
アンデルセンの童話は、今なお世界中で愛され読まれ続けている。多くの作品に映し出されているという、彼自身の人生を描く。
童話作家として世界中で愛され続けているアンデルセン。『みにくいあひるの子』『人魚姫』など、多くの作品に映し出されているというアンデルセンの人生を追う。
【著者紹介】
【クォン・ヨンチャン・文】 韓国にて童話、まんが原作、コラムなど、さまざまな分野で執筆活動をおこなう。「まんが人物評伝」シリーズ、長編小説『ショリウム』(いずれも未邦訳)などがある。
目次
01 夢見る子ども
02 俳優になりたい
03 拒まれ続けた少年
04 悪夢の日々
05 ついに作家デビュー
06 ヨーロッパ最高の創作童話作家
07 世界の子どもたちの、永遠の友
著者等紹介
クォンヨンチャン[クォンヨンチャン]
小説、童話、コラム、まんがの原作など、さまざまな分野で活動中
ビータコム[ビータコム]
1986年からまんが界で仕事をはじめ、雑誌や新聞の連載にたずさわる。2004年に学習まんがチーム「ビータコム」を結成、教育まんがと学習まんがを制作
猪川なと[イノカワナト]
翻訳者。東京生まれ、横浜育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
アンデルセンという心細やかな作家が生まれた時代に人気を博した作品の多くが名作として今も愛され、娘が好きなものでもあることになんだか感銘を受けました。娘は早とちりしてレミゼラブルがアンデルセンだと思い込み、後で笑ってましたが…お~い。あと、こんなところでもリストがちょこんと登場しておかしかったです。2022/02/02
海
0
1805年~1875年70歳死去。今まで読んだ偉人達は幼少期から頭角を現していた。アンデルセンの作家としての才能は開花するまで紆余曲折だった。変声期前まで美声を活かして歌ったり俳優を目指したり掘り当てるまで四苦八苦し惨めな思いをしたり人に引かれたりした。良くも悪くも諦めない鈍感力が最後に勝利した感じ。人柄が良く沢山の友人がいた。精神面の落差が激しい(感受性が豊か)。旅行好き。人魚姫、裸の大様、みにいアヒルの子、ナイチンゲール、雪の女王、マッチ売りの少女。2022/08/08