内容説明
白血病の発病から、一年。ドーンは治療を乗りこえ、無事に十四歳になった。兄ロブの婚約発表、結婚式や新学期の準備など楽しい夏を過ごすが、ある日、再発の知らせが届いて…。生きることの奇跡を伝える、青春小説の決定版。
著者等紹介
マクダニエル，ローレイン［マクダニエル，ローレイン］［ＭｃＤａｎｉｅｌ，Ｌｕｒｌｅｎｅ］
アメリカのＹＡ小説ベストセラー作家。アメリカ・テネシー州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ゆのん
53
ドーン・ロシェルの四季2。再発も無く14歳になったドーン。サンデイという無二の親友を失ったが新しい出会いもある。大好きな兄ロブの婚約。1ではあまり出て来なかったロブが2では大活躍。非常に妹思いのロブの事が大好きになる。ドーンが生まれた時や3歳の時の思い出を回想するシーンは泣けてくる。あと2作でシリーズ終了となるが、ドーンが完治出来ることを願うばかりだ。2018/10/28
カタコッタ
14
兄がいます。お互い年金生活ですが、今は幼い時の思い出ばかりが思い出されるのです。最後は自分自身の思い出と交差することばかりで涙涙でした。分かりやすいストーリーで骨髄移植の過程、身体の不思議が理解できました。病気で悩んでいる人たち、もちろん元気な人たちに勇気を与える青春小説だと思います。次巻が楽しみです。2022/08/12
水面
1
ロブの存在がとてもかっこよかった。ドーンが誰にも言えない苦しみを感じている場面は胸が苦しかったが、最後はとても感動的に終わってよかった。３巻も読みたい。2011/04/05
遠い日
1
わたしも術後５年の「根治」の日までを、今おくっている。何気ない日々が失われたかもしれない病気に今もぞっとすることがある。ドーンの再発。再びの闘病。家族の、特に兄のロブの惜しみない協力には胸が熱くなります。生きるということの力強さ、尊さにまで迫るドーンの闘いがぐいぐい心に食い込んでくる。わたしも手術をして命が繋がった日を第二の誕生日として胸に刻んでいる。ドーンの青春に未来が戻ってきた。その時間をまた読みたいと思います。2010/09/25
チョッパー
1
ドーンの心理描写が健康な私にもわかりやすかった。お兄さんの妹を思う気持ちに感動しました。早く３巻が読みたいです。2010/08/02
