出版社内容情報
家弓トワは、宇宙船トーチウッドで航行中、小惑星2162DSの異変を知らされ調査を開始するが、そこには驚くべき事実があった!
21世紀の子どもたちへ新作SFを!
家弓トワは、宇宙船トーチウッドで航行中、教育中の機械頭脳〈ワトソン〉から小惑星2162DSの異変を知らされ、調査を開始する。その謎の小惑星には、驚くべき事実が!
このシリーズは、日本SF作家クラブ創立50周年を記念して、日本SF作家クラブと岩崎書店のコラボレーションによって刊行するものです。
今のSF作家・SFファンが子どもだった頃、アーサー・クラークやジュール・ヴェルヌ、ウェールズ、小松左京や星新一、眉村卓らのSFに心躍らせて育ちました。その後、科学はめざましく発達したにもかかわらず、それらを踏まえたSFが子どもに向けてあまり書かれていません。「福島正実記念SF童話賞」を長年主催してきており、子ども向けSFを一つの柱としてきた岩崎書店として、今こそ届けたい「新作のSF入門シリーズ」です。
【著者紹介】
【林譲治・作】 1962年北海道生まれ。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、『ウロボロスの波動』『ストリンガーの沈黙』と続く《AADD》シリーズをはじめ、『記憶汚染』『進化の設計者』(以上、早川書房刊)『侵略者の平和』『暗黒太陽の目覚め』など、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手として活躍している。
内容説明
宇宙船トーチウッドの乗員は、家弓トワただひとり。他に人工知能の“アイリーン”と教育中の機械頭脳“ワトソン”だけを乗せて、小惑星帯のなかを航行中であった。人工知能は、人間と会話し、思考する。まだその域に達しない機械頭脳は、学習を積むことで人工知能へと高められるのだ。ところが、その機械頭脳“ワトソン”によって、小惑星2162DSの異変に気づかされたトワは、この小惑星の驚くべき事実をつぎつぎと発見する。しかし、そのトワを思いがけない危機が襲う!?
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年北海道生まれ。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、科学的アイデアと社会学的文明シミュニレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手として活躍している
YOUCHAN[ユーチャン]
イラストレーター。Illustrator e‐space、日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi_N
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ブナ太郎
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