出版社内容情報
ココとナツ姉妹に弟ができて数か月。「おねえちゃんは小さい子みたいにお母さんに甘えられないの!」と妹に言ったココ。でも私、甘える時あるよね。言いすぎちゃったかな…
内容説明
弟が生まれて、お姉ちゃんになった妹のナッちゃんに、「おねえちゃんは、おかあさんにあまえられないんだからっ」っていっちゃったココ。あれ?ほんとうにそう…?ありがとう大人気シリーズついに最終巻!小学校低学年向け。
著者等紹介
いとうみく[イトウミク]
神奈川県生まれ。『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『朔と新』(講談社)で第58回野間児童文芸賞、『きみひろくん』(くもん出版)で第31回ひろすけ童話賞、『つくしちゃんとおねえちゃん』(福音館書店)で第69回産経児童出版文化賞、『あしたの幸福』(理論社)で第10回河合隼雄物語賞を受賞
つじむらあゆこ[ツジムラアユコ]
香川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。子どもの本の仕事を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
ココちゃんもナッちゃんも、たーくんが生まれて、少しずつ少しずつお姉ちゃんになっているのがわかります。ナッちゃんはまだまだ怪獣になるけれど、ココちゃんのことが大好きで、みんなに自分のお姉ちゃんだということを自慢したくて仕方ないのね。ココちゃんとナッちゃんのけんかも仲よくなるためのツール。それでこそ姉妹!たーくんを介して家族がもっとまとまってきたように思います。ココちゃん、やっとお姉ちゃんという存在に自信と誇りを持てたようです。がんばれ、ココちゃん、ナッちゃん。2024/04/19
Theodore
1
シリーズ10作目。最終巻。感想ではとかく苦労人の姉が持ち上げられがちだが、このシリーズは自身が姉妹(兄弟でも可)のどの位置にいるかでだいぶ感想が変わると思う。末子の自分からするとついつい妹さん視点で読みがちで、お姉ちゃんも結構意地悪なところあるよなーと感じてしまう。今回も通知表の意味ぐらい教えてあげれば良いのに、と思った。言ってもわからないだろうと思ってもそこは教えてあげるのが大事。誰だって最初は無知な状態から始まるんだし。2025/05/04
芦屋和音
1
小2娘がひとり読みする「おねえちゃん」シリーズ。私も拝借して読んでます。もう小3のココちゃん、イラストを見ると身長伸びた!?シリーズ通して読んでると親戚のおばちゃん的立ち位置で、大きくなったねぇと思う。皆に頼りにされてるお姉ちゃんだけど、お姉ちゃんだって甘えていいんだよね。ココちゃん自分で気づいて偉い。ナッちゃんはこれから保育園で先輩風を吹かせるのかな?2024/09/04
なつ
1
シリーズだけどこれだけでも読める。全部通して読むと成長感じるのかな。2024/06/24
食パン
0
小12024/09/09