出版社内容情報
だれもいなくなったてっぺんじまにやってきたニャンパーは、ココナッツの妖精ふたりと川がむらさき病になった原因を探るべく、山の頂上まで探検することにします。
内容説明
ニャンパーは、キャンプしながらたびするねこです。「きょうは、しずかなしまでひるねしよう」はまべのみせでボートをかりて、リュックをつんで、あおいうみへこぎだしますが…。さあ、どきどきわくわく、たのしいたんけんのはじまりです!
著者等紹介
北川チハル[キタガワチハル]
愛知県生まれ。保育士を経て作家となる。『チコのまあにいちゃん』(岩崎書店)で2003年児童文芸新人賞受賞。『ふでばこから空』(文研出版)で2019年ひろすけ童話賞、児童ペン賞童話賞受賞
小林ゆき子[コバヤシユキコ]
デザイン学校を卒業後、会社員を経て絵本作家・イラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
4
シリーズ2。ニャンパーの気ままな旅は続く。静かな島で昼寝と洒落込もうと向かったけれど、着いた島で大変な目に遭う。今回はプラスチックゴミの問題も絡めて、社会派のテーマ。島のてっぺん湖の水が紫色に変色し、飲むとお腹が痛くなると、この島のココナッツの妖精たちが言う。ともかく原因究明だ!とてっぺん湖に向かうニャンパーたち。湖には怖い神様がいるという噂も確認しなければならない。着いてみれば困りごとを抱えた涙龍のテッシーがいた。お腹は痛いと泣いている。原因は食べたゴミだ!ストレートなメッセージが投げかけられている。2024/02/22
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