出版社内容情報
チョコルと小さな魔女アトル、今日は二人でお店番。
アンティークのカップに魔法をかけると、みんなおしゃべりをはじめました。
おいしそうなお菓子と謎ときがたのしい物語。
内容説明
ここはカフェ・エルドラド、あいにくの空模様にいつものにぎわいがうそのようです。お店の留守番をしているのは、むすめのチョコルちゃんと小さな魔女アトル。どうやらチョコルちゃんは、チョコレートカップにききたいことがあるようです。「きけるわよ」アトルがいうと、テイーントーンテーン、スプーンをつかんでならんだカップをたたきはじめました。「ロゴスロリス ロゴスロリス…」チョコルと小さな魔女アトルが大かつやく。お菓子と魔法の物語。
著者等紹介
こばやしゆかこ[コバヤシユカコ]
東京都出身。武蔵野美術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayuri(Toli)
3
カフェと紅茶とチョコレートが織りなす国産ファンタジーシリーズ2作目。何て楽しくて、なかなか本格的なファンタジーなんだろう。紅茶をテーマにしたファンタジーって多くはないのでそれだけでもとても嬉しくなってしまった。紅茶というよりはティーカップのファンタジーなのだけれど、それもまた良いです。続きものらしく、続刊が非常に楽しみです。物や人との縁を大切にしたいなと考えさせられました。個人的にとても好きなお話でした。2025/03/15
遠い日
3
首を長くして待っていたシリーズ2。こばやしゆかこさんのSNSで毎日のように上げられるカップのイラストやお話の場面を拝見していたので、ようやく読めて嬉しい。カフェ・エルドラドではまたちょっとした事件が巻き起こります。雨の日のお店の留守番のチョコルちゃんと小さな魔女(まだ小さいまま)が解き明かしていくチョコレートカップの裏に書かれていた謎の文字。名無しの龍の悲しい話が始まります。不思議な伝説、龍の呪縛、魔法使いと龍の捩れた友情。はらはらどきどき。まだアトルのエルドラド城探しは続きます。2023/02/27
食パン
0
小22023/03/09