出版社内容情報
ナナちゃんは小学校1年生。
おむかいのおうちで一人暮らしの元気なおばあちゃん、モモコさんと仲良しです。
前歯が2本無いモモコさんは、「魔女のモモコさんなのさ」とナナちゃんに言いました。
そんなモモコさんを、ナナちゃんは「ちょっとかっこいい」と思っています。
ある日、奥の家のサイトーさんが引っ越して、お家が壊された後、空き地には黒い犬が残っていたのです。サイトーさんは飼い犬を置いていってしまったようです。
モモコさんは、黒い犬を家に置いて餌をやり、名前は「サイトーさん」と付けました。
小1の子供から見たおばあさんは、まさに魔女!そこに黒い犬も加わって…。
ナナちゃんとお向かいのおばあちゃんとの交流を描いた、心温まる絵童話。
内容説明
ナナちゃんの、おむかいのうちのおばあさん、モモコさんはじぶんは300歳の「まじょ」だといいます。前歯が2本ないし、ドクダミのお茶をつくっているし、黒い犬もなついてくるし。ナナちゃんは、きょうみしんしんです!お年よりと子どもの交流を描いた、心あたたまる楽しいお話。
著者等紹介
服部千春[ハットリチハル]
京都府綾部市に生まれる。『さらば、シッコザウルス』でカネボウミセス童話大賞の優秀賞を受賞。2002年『グッバイ!グランパ』で福島正実記念SF童話賞の大賞受賞
かとうようこ[カトウヨウコ]
山梨県生まれ、東京都育ち。絵本制作を中心に、カレンダーやキャラクター制作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
7
小さいナナちゃんと近所のおばあちゃんとの交流はいいのだが、いまいち入ってこない展開(笑) まじょってナナちゃんに言うのも、それずっと言うの?って。あとさ、サイトーさんよー、飼い犬探すよ?ふつう逃げたら。捨てたわけ?2021/08/22
のり
5
小さいナナちゃんと近所のおばあちゃんとの交流はいいのだが、いまいち入ってこない展開(笑) まじょってナナちゃんに言うのも、それずっと言うの?って。あとさ、サイトーさんよー、飼い犬探すよ?ふつう逃げたら。捨てたわけ?2021/08/22
遠い日
3
ナナちゃんとモモコさんの歳の離れたお友達コンビが織りなす温かくて、ユーモラスなお話。自分のことを正真正銘の魔女だと言ってはばからないモモコさん。ナナちゃんは疑ってみたり信じてみたり。でも、モモコさんの気っ風のいい話し方やどこまでもナナちゃんと対等にあろうとする態度は、生き方としてかっこいい。黒犬のサイトーさんを一発で手なづけるなんて、ちょっと魔女っぽい要素もちゃんと持っているモモコさん。こんなおばあさんになってみたい気もする。2024/02/22
三色だんご
1
6歳 図書館 一人読み【感想】もし魔法使えたら素敵だな~ でも人間が魔法を使えるわけないか。2022/10/09
頼ちゃん
1
お年寄りのモモコさんと仲良しというのはいいけど、モモコさんの良さが今ひとつ出ていないなあ。2022/06/20