内容説明
ぼくの兄さんはつくも神!?一生に一度だけ願いがかなうとしたら、何を願う。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る
十々夜[トトヤ]
京都府在住。ウェブゲーム用イラスト・携帯待ち受け制作など主にインターネット上で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
34
両親が突然行方不明になりひとり残された中学生、風雅(ふうが)は、一生に一度だけなんでも願いを叶えてくれるという「コルノ」のペンダントから出てきたシャナイアに、「両親が帰ってくるまで僕のお兄ちゃんになって一緒に暮らして!」と願った。風雅と紗那(シャナイア)は家業のアンティーク店を再開し、骨董品を売ることにする。風雅は、骨董品に憑いている付喪神に話をきき「目ききの中学生」として話題になる。▽イラストも可愛くて、話も読みやすく面白い。高学年に一時期流行ってたので、もう一度ブームがくるようにおすすめしてみよう。2018/06/08
はつばあば
33
出だしは可愛いお話でホッと一息つく。つくも神を兄にするなんてなんと冴えた子と読み進める。アンティークと横文字の物もつくも神が存在するなんて??しかもその神々とお話だできる中学生だなんて羨ましい事。幼い頃の想像が本になった。そんなワクワクする本でした。2015/02/15
Misa
17
伊藤遊さんの「つくも神」を読んだ後、つくも神つながりで手を伸ばしてみました。あんびるやすこさんの本は本当に読みやすい。以前から小学校図書室にも、中学校図書室にも置いていますが、高学年以上の子どもたちにけっこう人気があります。鑑定の時に出てくる和・洋アンティークの豆知識は大人が読んでも面白いかも。何より、つくも神たちが揃ってイケメンなのが、私のおすすめポイントです。2012/11/29
みなかすみ@道北民
14
子ども向けのあんびるやすこさんのお話が好きなので、ちょっと年齢層が上のこちらもきっと面白いのではないかと手にとりました。うん、面白かった。読みやすく、主人公と精霊やつくも神のキャラクターや設定も好きです。さて、両親はどこへ消えたのか・・続きも読んでみようと思います。2014/11/26
星野
11
あまり期待せずに読んだら、思いの外続きが気になってしまった。笑 風雅とシャナのやり取りが面白い。漫画っぽいのですらすら読めてしまう。次も読もう!2015/01/20