内容説明
クマは、おきゃくがすきではありませんでした。ところがある日、くりっとした目のネズミがたずねてきます。おいかえしても、なんどもなんどもやってくるのです。そこでクマは作戦をたてました。ぶきようなクマとおちゃめなネズミがいろいろあってもなかよしになるおはなし。ニューヨークタイムズ紙のベストセラーに選出。ゴールデン・カイト賞絵本部門賞、The E.B.White Read Aloud賞ほか、海外での絵本賞を多数受賞。
著者等紹介
ベッカー,ボニー[ベッカー,ボニー][Becker,Bonny]
絵本、児童書の作家。NYタイムズ紙のベストセラーに選ばれたほか、ゴールデン・カイト賞絵本部門賞(絵本の文章に贈られる)、The E.B.White Read Aloud賞(声にだして読みたい本に贈られる)を受賞。アメリカ・シアトル在住
デントン,ケイディ・マクドナルド[デントン,ケイディマクドナルド][Denton,Kady MacDonald]
絵本、児童書の作家、画家。1980年代より作品を発表、海外での評価も高く、受賞作品も多数ある。カナダ・ウィニペグで生まれ、現在オンタリオ州在住
横山和江[ヨコヤマカズエ]
児童書の翻訳のほか、読み聞かせの活動を行っている。海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」所属。山形県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テルテル
39
孤独な生活の中で本当は誰かに認められたい。誰かに声を聴いてもらいたいという想いが伝わってくる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感する。誰とも会いたくない恐怖に襲われたことはないだろうか。それが、誰かに裏切られて、人間と対話することが恐怖になって、自らの心のからに閉じこもってしまう。ある日の突然の来客。その存在が上から目線の役所の人であれば、『おきゃく、おことわり』となるに違いない。本当に私のことを想って何度も諦めずに足を運んでくれる人こそ本物の『おきゃく』に違いない。やがてその人の言葉が心に響く。2015/06/02
たまきら
32
おお、押し売り友情の始まりはここからだったのか、あはは。しかし引きこもりだなくまくん。すっかりオタマさんとはまったシリーズなので、また違う作品が出たら嬉しいな。2018/04/03
けんちゃん
27
読友さんのご紹介本。ボニー・ベッカーさんのお話、初読みです。これ、いいかも!でっぷりクマとスリムなネズミの取り合わせがいいし、クマの豊かな表情がとてもいい。お話も温かくてじわ〜っときます。淡い色づかいもすてきです。他に2冊ほど出ているようですね、探して読みます。2012/11/30
そら
26
くまくんはちょっと気難しいタイプなのかも?マイペースでおおらかなネズミくんとは相性ピッタリ。ネズミくんが可愛いな〰。2019/04/05
Shoko
25
図書館本。読み聞かせ。こんなにグイグイ押してくる友達がいるなんて、クマくん幸せ者だ。ネズミも、「きっと仲良くなれるはず!」という自信があったのでしょうね。なんだか幸せな気持ちになりました。2020/07/08
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