内容説明
やさしい心をそだてる絵本。ちいさないすがならんでいるよ。ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ。みんなすわれるかな?よっつのいすにひとりずつ。ちいさなくまちゃんがおすわりしました。でも、あとからきたちゃいくまちゃんのいすがありません。さあ、みんなはどうしたのでしょう?
著者等紹介
パレントー,シャーリー[パレントー,シャーリー][Parenteau,Shirley]
アメリカの作家。絵本、ヤングアダルト向けのSF、女性向けの小説などを書く。カリフォルニア州在住
ウォーカー,デイヴィッド[ウォーカー,デイヴィッド][Walker,David]
アメリカのイラストレーター。おもに幼い子供向けの絵本の絵を描く。ノースカロライナ州在住
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学文学部卒業。公共図書館勤務の後、児童書の研究、翻訳などをする。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
55
にゃぎゃー、はぁ、かわええ。溜息。白一色の背景に、パステルカラーで全編描かれててお話も絵も可愛い。作者のおばあちゃんのコメントも可愛い。ちゃいくまちゃんのすね方も可愛い。ぽちぽちくまちゃんの行動が優しさにあふれてて可愛い。ころんって椅子から転げちゃうのも可愛い。ふあふあくまちゃんが一生懸命椅子を寄せてくれるのも可愛いし、とにかく全編において可愛くて、読んでる間にこにこしていました。眼科の待合室で貸してもらったのですが、ずっとニコニコ読んでいたらしく、読み終わるまで待っててくれました。眼科さんありがとうです2012/09/16
ひめありす@灯れ松明の火
41
久々に眼科に行ったら、他の本は総とっかえになっていたけれど、これだけ残っていてくれました。次まであるかな、なぼろぼろ加減でした。アイシングクッキーみたいなくまちゃんが可愛い。と、書いてて俄然作りたくなりました。誰か貰ってくれる人がいないかな。改めて読んだら、ちゃいくまちゃんが誰かを膝に乗せれば全部円満に解決した様な、ちゃいくまちゃんの大きさに……いいえ、けふんけふん。しかし、くまちゃんシリーズって実は一杯あるんですね。コンプリートしたくなります。チェックしたら、人形四体セットなどという大変アレなあれまで!2015/05/24
ひめありす@灯れ松明の火
40
今年もコンタクトが切れたので眼科へ。ちゃーんとこの『おすわりくまちゃん』が出迎えてくれました。去年より更にぼろぼろになって居て、来年こそちゃんとあるのだろうか……と心配になったりもしますが、それだけ沢山の人がこの本を手に取ってくれているのだなあと妙に嬉しい気持ちにさせてくれます。お話しの内容は相変わらずですが、譲り合いの心を大切したいと思うお話です。世界の大抵の事もこんな風に皆でちょっとずつ知恵を出し合って、ちょっと窮屈な思いをして協力し合う事ができれば『大変よく出来ました』な結末になると思うのですがね。2016/07/20
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
38
ちゃいくまちゃん、おっきいよ!みんな仲良く一緒に座れば、なんとか座れたね(笑2017/01/14
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
30
なんとまあ可愛くて愛くるしい熊達だろうか。動きや仕種が私のハートをわしづかみする。絵本を見るとこういう事があって困る(;´Д`)。まあ嬉しいのだが。【以下ネタバレ】4つの椅子からスタート。その椅子に座る4匹のカラフルな熊達。そこへ肥満した大きな熊が登場。当然座りたがるが座れない。怒って拗ねる肥満熊が可愛い。座らせるために4匹の熊達がする他愛のない工夫がまた可愛い。基本的に和モノ絵本の方が好きな私も、時々洋モノの良さに感服。芸術に理解が乏しい私は、絵本の絵はどんな美術にも優ると思う。2014/10/31