出版社内容情報
小さな子どもを持つ母親の、子どもを想う気持ちを、美しい詩のような文でつづった絵本。どこにいても、何をしていても、心はいつも子どものそばにあると、語りかけます。 幼児から
内容説明
幼い子供が保育園や幼稚園に行くとき、母親が仕事に行くとき、それは離れるのが寂しいときです。でも、どんなときも「かわいい、かわいい、わたしのぼうや」とつぶやいている母親と、そのやさしい言葉の響きに、わたしたちはほっとさせられます。いつだって、母親の心は子供といっしょなのです。親子のあいだに流れる愛情のすばらしさを伝え、母親と離れた時間を過ごす子供の不安をやわらげてくれる、そんな絵本です。
著者等紹介
アペルト,キャシー[アペルト,キャシー][Appelt,Kathi]
おもに乳幼児向けの絵本を多数かいている。米国テキサス州在住
ダイヤー,ジェーン[ダイヤー,ジェーン][Dyer,Jane]
ベストセラー「Time for Bed」を含む多くの絵本を手がけている。米国マサチューセッツ州在住
村上真理[ムラカミマリ]
静岡県に生まれる。米国ウエストヴァージニア州立大学卒業、国際基督教大学大学院修士課程修了。現在、沼津工業高等専門学校、専任講師(英語)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
10
表紙を見て、こんなの大嫌いって言っていた息子も読み聞かせていくうちに引き込まれていました。でもイマイチ分からなかったよう。子供よりお母さんのための絵本。子供がとっても大事で24時間いつでも考えているという子供愛に満ちた絵本でした。2015/11/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
仕事で子どもを保育所に預ける時、淋しい思いと共に、なぜか罪悪感がありました。子どもが慣れるまでお別れの時に泣かれると、こちらも涙ぐんでしまったことも思い出します。離れていてもいつでも一緒、それは母も子どももね。2024/01/11
あおい
4
お母さんはお仕事で離れていても、ぼうやのポケットやお弁当箱のなかに隠れていつも一緒にいるのよ。いつでもぼうやの事を考えてるってお話です。子供はちょっと意味がわからなかったみたいです。その後「もしママがポケットに入ってたらどうする?」「やだ恥ずかしい!」なんて話で盛り上がりました。2012/06/27
ochatomo
3
エリック・カール絵本美術館の本で紹介されているJane Dyer氏の挿絵 原題“Oh My Baby, Little One” 保育所へ預けた子へ固い絆を母は語る 元本2000年 2002刊2018/10/06
千恵
0
離れていても、どんな時でも、いつも親子の心が想いでつながっていることを感じられる一冊。働くママと子どもに贈りたくなる絵本。2016/07/15