世界の名探偵
エルキュール・ポワロ―チョコレートの箱 他

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  • サイズ A5判/ページ数 187p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784265067343
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8390

出版社内容情報

大臣の座を目前にした男が急死。死因は病死か、毒殺か? ポワロの捜査でうかびあがったのは、なんとチョコレート!? 「二重の罪」「あなたのお庭はどんな庭?」を併録。    小学生中学年から

内容説明

ポワロがまだベルギー警察の刑事だったころ、大臣の座を目前にしたフランスの有名な代議士が急死しました。死因は病死か、毒殺か?ポワロの捜査でうかびあがってきたのは、なんとチョコレートでした…。ポワロが「わたしのただひとつの失敗の事件簿」として語る、奇想天外な物語。他『二重の罪』『あなたのお庭はどんな庭?』を収録。

著者等紹介

クリスティー,アガサ
1890年、イギリスのトーキーに生まれる。あざやかなトリックや心理描写のおもしろさで、「ミステリーの女王」と呼ばれた。少女のころから空想好きで、いつも小説や詩を呼んでいた。作家となったのは結婚後のこと。代表作は『そして誰もいなくなった』『アクロイド殺人事件』『オリエント急行の殺人』など。映画やテレビでも名作が多い

各務三郎[カガミサブロウ]
1936年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業。「ミステリ・マガジン」編集長をへて、ミステリー評論家、翻訳家となる。『赤い鰊のいる海』『わたしのミステリー・ノート』『名探偵マープルおばさん』など著訳書多数

楢喜八[ナラキハチ]
1939年、樺太生まれ。金沢美術工芸大学油科卒業。独特のタッチで、ミステリー、SF、幻想小説のさし絵を数多く手がける。1979年に講談社出版文化賞さし絵部門受賞。最近の作品に『楢喜八の学校の怪談ベスト・コミックス』「学校の怪談」シリーズ(講談社)、『ゴジラ、東京にあらわる』(岩崎書店)などのさし絵がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みうか

50
表題『チョコレートの箱』他2作品収録。チョコレートの箱はポアロがベルギーで警官だったときの話しで、彼が唯一の失敗だと思っている事件簿。図書館にYA版しかなくって頁数も少ないのでアッサリめ。一瞬で読み終わってしまいます。暖炉の前でホットチョコレートを飲みながらヘイスティングスに失敗談として語るポアロだけど、最後は自信家のポアロに普通に戻ってた(笑)チョコレートの箱の色と薬が決め手。2020/02/11

スイ

12
ポワロの短編3作を収録した、子ども向けの本。 訳がとても丁寧だし、巻末には写真も色々と添えたポワロ&クリスティーのしっかりした解説(ポワロの出身についても、解説者さんのしっかりした自論が載っている)があり、良かった。 ちょっととぼけた雰囲気の挿絵もいい。 様々な有名探偵を扱っているシリーズのようで、他の作品も読みたい!2025/02/25

吉田あや

4
卵型の頭に、ポマードでピンととはねたおヒゲ、山高帽子にステッキ。自信家で身だしなみにうるさい潔癖症で知的で変わり者ながら愛らしいポワロ。巻末のポワロについてだけでなく、アガサ本人についても写真を交えてまとめてくれているページが少しのページながら、興味深くてうれしかった。アガサ本人についてもいろいろと本を読んでみよう[*Ü*]2013/05/11

ごん

3
ポアロの失敗というからなにかとドキドキしたけど、ポアロのイメージを崩さない失敗で安心した…。2017/02/06

悸村成一

0
児童書。表題作「チョコレートの箱」のほか、「二重の罪」、「あなたのお庭はどんな庭?」併収。図書館本。 262016/02/06

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