出版社内容情報
パリを舞台に、しろうと探偵、オーギュスト・デュパンが、世にもおそろしい殺人事件を名探偵で見事に解決。探偵小説の父、ポーの傑作短編。他に「盗まれた手紙」を収録。 小学生中学年から
内容説明
パリのモルグ街で異常な密室殺人事件が起こりました。夫人と娘が恐ろしい殺されかたをし、室内はめちゃめちゃに荒らされていましたが、お金や宝石は盗まれていません。たくさんの証人が悲鳴を聞いたのに、何語なのかもわからない…。容疑者が逮捕されたものの、事件は謎のままです。そこで、デュパンが捜査にのりだしました。密室殺人事件の意外な真相が鮮やかにあばかれます。他『盗まれた手紙』を収録。
著者等紹介
ポー,エドガー・アラン
1809年、アメリカ、マサチューセッツ州ボストンに生まれる。1827年に最初の詩集を出版後、短編小説で賞をとり、雑誌の編集の仕事をはじめる。1841年に、探偵小説『モルグ街の怪事件』を発表。作品中のしろうと探偵オーギュスト・デュパンはシャーロック・ホームズの原型といわれるなど、のちの推理小説に大きな影響を与えたので、ポーは「探偵小説の父」と呼ばれる。フランスではボードレールが翻訳、紹介するなど世界各国で多くの人に読まれている。詩、冒険推理小説『黄金虫』、怪奇幻想小説『黒猫』他、SFなどの作品も残す。1949年に40歳で亡くなった
堀内一郎[ホリウチイチロウ]
1943年、東京に生まれる。東京大学仏文科卒。翻訳家。主な訳書に、トレッペル『ヒトラーが怖れた男』(三笠書房)、エクスブライヤ『チューインガムとスパゲッティ』(読売新聞社)、『ルネサンス』(岩崎書店)などがある
大久保浩[オオクボヒロシ]
1946年山梨県生まれ。多摩美術大学中退。アニメーター等をへてイラストレーターとして現在に至る。おもに単行本、雑誌等の装丁、挿絵を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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永田 誠治
ダリア
sakuranohappa
悸村成一
kaze