内容説明
さいごの四神、玄武をさがして、ルナたちがやってきたのは、太平洋に面した小さな島。そこでみやげもの屋を営む乙久さんは、なくしもののありかをいいあてる、ふしぎな力をもっていた。ひょっとすると、乙久さんは妖力のもち主なのだろうか?一方、探索のかいなく、玄武のいどころは依然としてわからないままだった。いよいよクライマックスへ!シリーズ第九弾。
著者等紹介
池田美代子[イケダミヨコ]
1963年、大阪府に生まれる。日本児童文学者協会の創作教室に学ぶ。「ハッピークロウ」同人・プロミネンス会員
琴月綾[コトズキアヤ]
1983年、東京都生まれ。2001年、千代田工科芸術専門学校に入学。キャラクターデザイン科にて絵を勉強後、03年に卒業。『いきている首』(岩崎書店)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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天野 季和
8
双子の弟タイに思いを馳せたり、もっけやスネリの家族や大切な人のことを考えたり、ルナの他人を思いやる心が強くて少し苦しんでいるような姿にルナ頑張って…!と思ってしまうような巻。玄武のおじいちゃんの登場がいいキャラ醸してんなといつも思ってる(笑)2016/08/25
白雪ちょこ
7
四神がテーマとなっている今回は、最後の玄武。 テーマ自体もとても素敵で、作者のセンスも感じ、挿絵もなんとも美しく、ドキドキさせられるような、そんな場面も多く、小学校の時に読んでいてドハマリしていた自分を褒めてあげたい。
なお
2
ラスト玄武編。やっぱり玄武年配だったか~。そしてスネリの過去が気になる。2014/02/12
ぱめ
1
四神編、玄武 前巻ではもっけの恋、今回はスネリの恋人について少し出てきた。 彼については次シリーズで触れられていた気が。もっけもスネリも妖界に大切な人を残して、2度と会えないかもしれない中ルナと一緒に戦っているのだと改めて感じた。 レンメイ様に仕えていたとはいえ、そこまで覚悟をもってルナを守れるのもすごい。2017/09/14
優@低浮上
1
スネリの過去つらそう…2016/06/10