出版社内容情報
竜堂ルナは養護施設でくらす4年生の女の子。誕生日の夜。ルナな封印されていた、あるひみつを解かれて妖怪となり、冒険の旅に出る。妖界へのナビゲーター新登場! 小学生高学年から
内容説明
星の子学園でくらす竜堂ルナは小学三年生。赤んぼうの時、学園の門前におきざりにされていたのを、この学園の人に引き取られ育てられた。春休みのある晩、友だちのサエが何者かにつれさられるという事件がおきた。サエのゆくえをおっているうちに、ルナは自分の超能力に目ざめていく!書き下ろしファンタジーシリーズ第一弾!小学校中・高学年向き。
著者等紹介
池田美代子[イケダミヨコ]
1963年、大阪府に生まれる。日本児童文学者協会の創作教室に学ぶ。「じゅうしまつ」同人
琴月綾[コトズキアヤ]
1983年、東京都生まれ。2001年、千代田工科芸術専門学校に入学。キャラクターデザイン科にて絵を勉強後、03年に卒業。『いきている首』(岩崎書店)でデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
34
何処にでもいる養護施設で育つ少女、竜堂ルナ。彼女の出生の秘密が明かされるとき、第三の目が目覚める・・・(ファンタジー小説です)。ルナの心は強い子。それゆえにホラーじゃないはずなのに第三の目が目覚めるシーンや(え、そこ?)彼女の最後の決意を後押しさせた展開にぞわわっとくる。ともあれこれはシリーズのプロローグ。でも都和子先生、なんか関係者っぽいんだけど・・・。2020/09/01
聖川るい
25
ルナちゃんの優しさがよくわかりました。意地悪してくる友達にも仲良くできるって凄いと思います。第三の目も目覚め、強くなったルナ。これからもかまちより強い妖怪が襲ってくると思うけど。強さと優しさで妖怪たちの心を綺麗にしてほしいです。2013/03/16
唯月
11
小学生の頃に読んで面白かったので再読。高校生になった今でも、私の好みにど真ん中。面白い。施設で育った心優しいルナは、ある日突然不可思議な事件に遭う。その犯人は妖怪だと判明し、彼は伝説の子であるルナを狙っていた。ルナの味方をするもっけとスネリが現れ、人質にされた友達を助ける過程で、第三の目が目覚める。物語の序盤でルナをいじめていたサエをも助けるルナの優しさが染みる。そして、妖怪ものは純粋にワクワクする。半妖とか、普段は隠しているけれど実は超絶強いとか、特別な生まれとか…、どタイプ。コメントへ続く。2024/12/24
橙夜(とうや)
11
読友さんのレビューをみて、読んでみたくなりました。妖怪の母親と陰陽師で人間の父親との間に産まれたルナ。両親は既に亡くなっていて、妖怪に襲われたことで、ルナは自分の両親のことを知ります。伝説の子と言われ、スネリともっけと一緒に悠久の玉を探す旅にでます。児童書にしては、重い内容ですが、最後まで読んでみようと思います。2015/08/31
白雪ちょこ
7
小学生の時に読んだ記憶があるが、ルナの力が開花したあ、の首の目のシーンは今でもゾクリとしてしまう。 ダークファンタジーの物語で、大人の時に読み返すとさらに面白さがグンとup。 絵も綺麗で読みやすく、妖怪とのバトルもハラハラするような描写で描かれている。