出版社内容情報
1976年に北イタリアの街セベソの化学工場の爆発事故によって大量のダイオキシンが飛散した。この事故をもとに、少年少女が真相究明のために立ち向かう姿を描いた話題作。ダイオキシンの危険性や二次災害についてもわかりやすく語られています。アニメーション映画「いのちの地球 ダイオキシンの夏」の原作本。 小学生高学年から
内容説明
父さん、小さい生きものから順に死んでいく。このつぎは、だれの番だと思う?―人間だよ。1976年、北イタリアのセベソで起こった化学工場の爆発事故をもとに描く話題作。歴史上、最強最悪の毒物ダイオキシンの恐怖。
目次
ジュリアは灰色の雲を見た
見えない恐怖の前夜祭
桃の実の油膜
不安な月曜日
恐怖の二日間
死の標本
プラカード
きわめて毒性の強い物質
一億倍も毒性の強いダイオキシンが
ロシュ社での衝撃〔ほか〕