出版社内容情報
『北の歌姫』をさがして『影の門』をめざすリーフたち。仮面一座という旅芸人たちに同行することになるが、そこで事件が！ 謎が謎をよぶ…。いったい敵はだれなのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅蓮
13
｢今夜のうちに、ここを発ちましょ。そして、消えるの。変装して偽名を使うのよ。前にもやったの、おぼえてる?｣｢うん、おぼえてるよ。あのころは、また変装をするだろうとは思いもしなかったな。まだ国王でもなかったし、デルトラのベルトには宝石がそろってなかった。それにあのころは、お世継ぎさがしの旅が終われば、ぼくたちはずっと幸せにくらせると思ってた。いつまでも悪夢がつづくなんて、考えもしなかった……｣(p17)敵のジリジリと国土を侵していく戦法が末代まで民を苦しめている現状。打破なるか。2014/12/29
海星梨
7
トパーズのは誠実だけれど、ラピスラズリのは神力、つまりミステリアス賢者タイプってことで、わりと性格の個性が笑 翻訳の労は推し量れんが、しかし、日本語にすると碑文や暗号文がダサダサになってしまうのはいかんとも。。。。ジョーカー&ジャスミン父娘絡みはもうすこし見たいんですがね。2020/03/17
こやまるぅ
5
仮面の集団怖い・・・仮面と皮膚がくっつくとか・・・(´ヮ｀;)2011/06/06
もみち
4
【借り】再読。シリーズⅢで一番よく覚えているのがこれかなぁ。仮面一座と、仮面をはぎ取られるリーフ、影の門でのファドレラ等……。想像でき過ぎて、また、心に残ってい過ぎて怖いくらい。2011/04/23
atota
3
次から次へと立ちはだかる困難。リーフもさすがに何度も絶望しかけたりしているのが、らしくて良い。2010/07/23
