出版社内容情報
リーフたちは「トーラ」の街にたどり着く。街は美しく、影の王国の支配など及んでいないように見える─街にだれひとりいないことをのぞいては─。トーラの人びとはどこへ消えた? 小学生中学年から
内容説明
リーフたちは、トーラの街にたどりついた。トーラの街は美しく、影の大王の支配など、まったくおよんでないようにみえる。街に人の姿がないことをのぞいては―。トーラの人びとはどこへ消えた。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
1948年、オーストラリア、シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ。著書に『ローワンと魔法の地図』(1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を受賞)にはじまる「ローワン」シリーズ(あすなろ書房)など。オーストラリア児童図書賞を過去5回受賞。本名ジェニファー・ロウ名で大人向きのミステリーも書く
岡田好恵[オカダヨシエ]
熱海市生まれ。青山学院大学仏文科卒業
はたけれいこ[ハタケレイコ]
1968年、東京都生まれ。イラストレーター、ゲームデザイナーとして活躍。ゲームの分野では、シナリオ、キャラクターデザイン、制作などを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菜花@ほのおかくとう協会門下生
16
恐怖の山と並んで、シリーズ中でも好きな話の一つです。取ってつけたような怪物よりも、存在理由がはっきりしている怪物のほうが好きなのかもしれませんね。今回は怪物との肉弾戦はなく、謎解きで勝負です。しかし、子供向けと思っていたら、意外と難しい!最後の問題なんか、あと数秒しか残されていない状況では分からない気もします。それぐらいの主人公補正は、逆に気持ちがいいです(笑)宝石はすべて集めたけれど、リーフたちに影の大王を追い払うだけの力はあるのかしら。最終巻は壮大に締めてほしいです。2013/07/02
紅蓮
13
最終巻手前にきてようやく謎解きを楽しめた。前巻の『魔物の洞窟』では魔物が強すぎて倒すことができなかったが、今回は相手が元人間でありついでに彼の心まで救えたのではないか。私、頭が悪いのかしらと落ち込む野育ち野性派ジャスミン可愛い2014/10/12
ノベツ
8
このシリーズ、地味にクイズが難しく、おっさんが読んでも、普通に間違えたり解らなかったりする。日本語がややアンフェアな感も否めない。自分がリーフだったなら、早々に死んでる。この微妙な難しさが子供にもウケるのだろうね。2021/03/21
M2
5
謎解きの部分が面白かったけど原文で読みたかったな。ようやくベルトの7つの宝石が揃ってさて次はいよいよ…。楽しみです。2012/07/20
とりじまカラス
4
第一部も終盤に突入。 後半の謎解きも、より複雑な内容に。 意外な人物の名前も登場し、ストーリーを盛り上げます。2019/05/04