出版社内容情報
3つ目の宝石をめざすリーフたちは、影の大王の手先にとらえられてしまう。そこで3人が目にしたものは・・?「ネズミの街」にたどりついた3人の前に怪物があらわれ、思わぬデルトラの歴史を語りはじめた…。 小学生中学年から
内容説明
3つ目の宝石を求めて旅をつづけるリーフ、バルダ、ジャスミン。迷いこんだチュルナイという街で、3人は、赤い服の男たちにとらえられてしまった。その街には、ある秘密があったのだ…。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
1948年、オーストラリア、シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ。著書に『ローワンと魔法の地図』(1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を受賞)にはじまる「ローワン」シリーズ(あすなろ書房)など。オーストラリア児童図書賞を過去5回受賞。本名ジェニファー・ロウ名で大人向きのミステリーも書く
岡田好恵[オカダヨシエ]
熱海市生まれ。青山学院大学仏文科卒業
はけたれいこ[ハケタレイコ]
1968年、東京都生まれ。イラストレーター、ゲームデザイナーとして活躍。ゲームの分野では、シナリオ、キャラクターデザイン、制作などを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菜花@ほのおかくとう協会門下生
15
昔読んだことがあるので、トムの登場に「こいつ、悪いやつだった気がする」と思ったのですが、悪を拒絶しないトムを、幼い私は理解ができなかったのでしょう。しかし、どちらにもつかないというのも苦しいだろうな。主人公格の3人が好き放題する巻ですね。個性が出てきて面白いです。一巻が短いのでボス戦が駆け足ぎみですが、さくさく読めるます。給仕の女の子と、ガーデンの嫌われ者の息子が再登場して、話を盛り上げてくれることを期待しています。2013/06/07
yohiiiidayo
14
デルトラクエスト3巻読了。この巻は好きです。ファンタジーっぽいアイテム、町、そして妙に現実感のある街の描写。ネズミと人、そして蛇の王。うーん、面白い。次の巻へゴー。2017/03/23
紅蓮
7
文章が絵になり脳みそに直接飛び込んでくるような感覚。つまり想像力、いや創造力が刺激される。商人TOMが魅力的。「わたしたち、気があわないもの――何から何まで、というわけじゃないけど……」(p113)とジャスミン。野生児な彼女はずけずけと物を言う質だが、冒険を通して少しずつ変化が。2014/08/18
ノベツ
6
今回は変化球。王城にふんだんに食料が届く理由が明らかになる。他にも、旅行用品店店主トムの生き様だったり、ジャスミンやリーフの思想が明らかになったりして興味深い。 長文感想⬇ https://note.com/nobetsu/n/na2bd048ce7cc 2021/02/11
takky_tate
5
表紙はかなりコワイけれど、中身はそれほどでもなく3巻もさくっと読了。ボスよりネズミのほうがコワイくらい。商人がなかなかいいキャラです。生きていくためには、白黒つけられないことのほうが多いよなというのが、端的にあらわされているかな。三人組はだんだんなじんできたな、という印象。2013/07/31
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