内容説明
十二歳の少女ユーラは、砂漠の王国サティン・ローブ“輝くような緑の森と湖に満ちた地”をよみがえらせる力をもつ一族の巫女。母の形見の腕輪をもち、百年に一度の大技を成功させるため、今、旅立ちの時を迎える。砂漠に生まれた巫女に伝わる「導きの石」と形見の腕輪。ひたむきな少女の思いが今、力を呼びおこす―。古の王国甦生の奇跡を描く冒険ファンタジー。
著者等紹介
浅見理恵［アサミリエ］
栃木県生まれ。第十回日本児童文芸家協会創作コンクール高学年部門優秀賞、第５回ジュニア冒険小説大賞佳作など公募賞を多数受賞。日本児童文芸家協会会員
田川聡一［タガワソウイチ］
１９７４年、愛知県生まれ。中部大学卒業。会社員として勤務するかたわら、独学でイラストを学び、イラストレーターとなる。これまでに、オンラインゲームのイラストを手がける他、挿し絵仕事がある。日本イラストレーター協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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