感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
1
さすがです。波照間島までいっちゃいました。親に捨てられた子供たち。それを優しく包み込んでくれる沖縄の優しさ。君らは遭難者だから僕らはきっと助けるよ。そういえるような気質がいい。そういう気質を作り上げたい。2008/01/01
kuntan
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これも僕は上手にしゃべれないと同様に少し前に読んだものです。この本は、主人公と仲間が家出をする物語です。 まだ子供なのに、子供だけですごいところへ家出するのが驚きでした。2019/12/14
森乃あさ
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関西弁のノリの良さが、子どもたちの内心 不安だけれど、強気にみせている態度に 合っていた。 売れっこ芸人といえども、若い芸人たちが 出てきて、仕事がなくなっていくおかあさんが、 純平にみえをはって、立派なおせち料理を買って きたり、心の内をみせまいとしているところが、 せつない。子どもの事情よりも興味深かった。 波照間島で子どもたちがどんな冒険をするのか 楽しみだったが、冒険はそこへ行くまでの 話だった。 島のミナミという女性の身の上が興味深かった。2013/01/31
錫
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売れ始めた芸人の隠し子純平と、親から逃げてきたコテツとおキョウの兄妹。たまたま出会った三人が今の暮らしを離れて、沖縄まで旅をする。キャンセル三人組、のフレーズがよかった。望まれてない子供だってことでいいのかな。 あり得ない展開だけど、どうなるのかな、と気になって夢中で読んだ。純平のおかあさん、いい人で良かった!ミナミさんも素敵だった。2019/03/31