出版社内容情報
ある日、自分が透明になっていた。
なぜそうなったのかはわからない。
でも自分の存在を感じてくれる人に出会い、自分探しが始まる。
親の期待にこたえたい、その思いが募り、いつのまにか透明になっていく…。
自分の正体はいったい何なのか。
自己肯定感を気づかせていく物語。
内容説明
ある日、だれにも見えなくなっていた。自分はだれなの?自分さがしが始まる。
著者等紹介
三枝理恵[サエグサリエ]
東京都出身。日本児童教育専門学校卒業。著書に『ねらわれたにちようび』(岩崎書店)。ハッピークロウ同人
しんやゆう子[シンヤユウコ]
和歌山県出身。書籍や雑誌の装画・挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
8
とても繊細なこころの揺れを描いた物語。戻れてよかったね。2020/03/11
HNYYS
3
図書館本。とても難しいお話でした。自分の内面と向き合うことがきちんとできている点では、これからの成長が垣間見ることができたような気がします。2020/02/22
読生
2
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/42650579502021/04/25
ryou
2
気づいたら町の上空にいて、姿がない。何の記憶もない。でも、いろいろなことがわかっている自分は何者なのかを探る物語。 姿がなく声も出せないのに、存在に気付いてくれ、会話ができる美波さんとの出会い。「知ってる」と思った物や人を観察したり考えたりして謎がとけ解決する。美波さん目線のお話も読みたくなる。その後も気になる。2020/11/29
きみどり
1
子ども向けの幽霊モノかと侮りつつ読んでいたので、途中から加速して読み終えました。誰もが様々な感情を抱えて生きていて、様々な葛藤と闘い、諦めることも増えていくけど、それでも、自分と向き合うことを忘れてはいけないと思いました。2020/08/09