内容説明
マリコは、むかし、おばあちゃんが暮らしていた家に住んでいます。この家には、わくわくするようなすてきな庭があって、なかでも、キイチゴの茂みは、マリコがお気に入りの「ひみつの場所」でした。ある日のこと、その場所で、マリコは一匹の黒ねこに出会いました。
著者等紹介
長井理佳[ナガイリカ]
東京生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mocha
76
文句なしに可愛い!ねこもモグラもねずみもリスも。季節の花に彩られたお庭で、花柄エプロンの黒ねこさんとお茶したい。子リスたちを笑わせたい。メルヘンだなあ。2020/11/07
ミーコ
37
あらすじを見て借りてきましたが、期待を上回る素敵な物語でした♬ 読んでる途中から とても幸せな気分に誘ってくれる1冊です。おばあちゃんと、とても気が合ったマリコ。おばあちゃんは亡くなってしまったけど ちゃーんと庭の動物や植物たちと仲良く出来る可愛い女の子❣️ しっかりおばあちゃんの思いを引き継いで行っています。おばあちゃんはマリコの心の中で生き続けてくれているようです。読後もフワフワと暖かい余韻が残っています。2019/04/27
くみ
25
【猫本を読もう読書会】もうタイトルと表紙からそそられる!亡くなったおばあちゃんの家にお母さんと2人で越してきたマリコ。おばあちゃんもその庭も大好きだったマリコですが、その庭で驚くことがたくさん起こります。モグラの遠眼鏡、猫とネズミの宝探し、リスの親子、そして黒ねこのカフェ。ネズミ夫婦のブランコ、白いドレス、自転車二人乗りもいいなぁ。「自分でよく考えて決めたら結果がどっちに転んでも大概大丈夫」の言葉が心に残りました。2019/02/13
しーまま
19
「黒ねこ亭とすてきな秘密」がよかったので、こちらも読んでみました。かわいいおはなしもたまにはいいです。2015/03/11
おれんじぺこ♪(16年生)
14
どこかでおすすめされて借りたら児童書でした。黒ねこ亭がメインというより、小学生のマリコが、おばあちゃんの家の庭で出会う小さな動物たちとのお話。メルヘン♡2023/11/27