内容説明
一年に一度、猫王にお目通りできるという名誉ある「旅猫」。夕星町代表の旅猫に選ばれたのは、ちょっぴり内気な、かまど猫のインゲでした。はるか猫ヶ嶽を目ざす猫たちの、命がけの長い旅、さあ始まりです。
著者等紹介
若月としこ[ワカツキトシコ]
岩手県出身。横浜市在住
絵楽ナオキ[エガクナオキ]
1974年生まれ。北海道札幌市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
10
図書館の棚整理中、間違ったところに3冊並んでいたから、手に取ったら可愛い装丁だったので、ちょっと読んでみた。 面白い。猫好きの友人に紹介してあげよう。 2016/10/22
みとん
2
夏生まれの「かまど猫」で、体が小さく臆病者なインゲは、名誉ある旅猫に選ばれてしまった!献上品を携えてひとりで旅をし、猫ヶ嶽の王様に会いに行く役目だ。引き受けるまではウジウジしていたが、昨年の旅猫に勇気づけられて出発してからは用心深く、着実に。途中で別の地域の旅猫2匹と共に、ダムに沈む村でひとりぼっちのねこの最期に立ち会ったり、ヤクザな野良犬集団に立ち向かったり、謎の「ねこばあさん」にお世話になりつつ、勇敢に成長するインゲ。読んでいて楽しいし、考えさせられることもある物語。今度子どもたちにも読ませてみよう。2015/08/06
みぃやん
2
長女が小学校の図書室で借りてきてくれた一冊。面白いから読んでみてー!と。一気に読みました。センスいいな、うちの娘^ - ^2014/09/20
saori
1
ねこばあさんとよんだとき、ねこかとおもったけど、「ねこをたおした、ねずみのばあさん」をちじめてねこばあさんだった!いんげの、ひとみのちからにおどろいた。2012/03/11
吉祥
1
とっても面白い! 僕のお気に入りの本です。 小学生の読書感想文によさそう。と中坊が言ってみるw
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