日本の伝統芸能はおもしろい〈１〉市川染五郎の歌舞伎

市川 染五郎【監修】/小野 幸恵【著】

岩崎書店（2002/03発売）

• サイズ A4判／ページ数 47p／高さ 29cm
• 商品コード 9784265055517
• NDC分類 K772
• Cコード C8370

出版社内容情報

歌舞伎の歴史、舞台のしくみなどをわかりやすく説明します。質問コーナーや染五郎の生い立ちなど内容盛りだくさん。また染五郎ならではの、歌舞伎に対する思いが存分に語られています。　　　　小学生高学年から

内容説明

代々の歌舞伎役者の家に、たった一人の男の子として生まれた少年は、プロ野球選手になりたいと思うほど野球が好きでした。少年が好きなものは、もうひとつありました。それは、お芝居の世界。両親は「役者になるように」とは一言も言いませんでしたが、幼い頃から三味線の音が好きで、踊りが好きで、劇場の楽屋が大好きでした。そんな環境で成長し、気がついたときには、歌舞伎が好きな歌舞伎役者になっていました。子ども時代の「お芝居ごっこ」が、歌舞伎の原点―ここから、歌舞伎の世界に案内してくれます。小学校高学年以上。

目次

第１章　歌舞伎の役ができるまで
第２章　舞台の表と裏
第３章　みんなも歌舞伎の役になってみよう
第４章　歌舞伎はこうして生まれた
第５章　染五郎先生おすすめの歌舞伎とみどころ
第６章　染五郎先生に答えてほしい
第７章　市川染五郎物語

著者等紹介

市川染五郎［イチカワソメゴロウ］
本名は藤間照薫。１９７３年東京都生まれ。父は九代目松本幸四郎。暁星学園高等学校卒業。７９年初舞台。８１年七代目市川染五郎襲名。歌舞伎だけではなく、シェイクスピア劇や現代劇、テレビドラマ、ＣＭでも活躍している。日本舞踊松本流家元（松本錦升）でもある

小野幸恵［オノサチエ］
１９５４年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となり、書籍やインタビュー記事の企画・構成・執筆などに携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しげ]

予備知識がなく、どこから入っていけばいいかわからないものや、敷居が高くてとっつきにくそうなものに親しむときは「まず児童書を読み、そこで知識の土台を作ってから、より深いところへと移行していく」という方法をとっています。児童書って、わかりやすいし、信頼できるし、本当に優秀です。「奴」というのは身分の低い家来のことだとはじめて知りました。「三人吉三」と「白浪五人男」はいつか必ず観に行きたい。

2013/07/12

[inokori]

図書館本

2024/12/25

[sawa]

☆☆☆☆ 子供向けの本なのだが、舞台写真が豊富で面白い。しかし、孝太郎のふりがながコウタロウになっているぞ！！（立）

2011/01/20

[soramimi]

子ども向けだけど大人が読んでも面白い。このシリーズ全部読みたい。

2013/02/03

[日本速脳速読協会 上本町教室]

子供たちが日本の伝統芸能を知るきっかけにぴったり！写真がいっぱいで楽しいです。角界の若手第一人者が監修しているのもいいです＾＾

2012/12/18