出版社内容情報
勝手に解雇されたり、給料をへらされたりした労働者の闘い、過労死で亡くした夫や子供の人権について考える。 小学生高学年から
内容説明
このシリーズでは、人権をおびやかされたり、侵害された人たちが、その回復のためにたちあがり、「人が人らしく生きる」ために努力した、具体的ケースからかたられています。5巻は、労働者の生命と人権について。小学校高学年~中学・高校生向き。
目次
労働者と人権―リストラ・解雇・差別賃金から、働く人たちがみずからを守る(サラリーマンもパートも労働者;リストラ=退職強要・解雇;小さな町のお母さんたちのたたかい;給料の大はばな減額はダメ ほか)
労働者の生命と健康―働きすぎで、体をこわしたり過労死するのはいや!(過労死とは?;じっさいの事例から;過労死の原因と背景を考える;過労死をなくすために)
著者等紹介
徳住堅治[トクズミケンジ]
1947年、熊本県八代市に生まれる。1970年、東京大学法学部卒。1973年、弁護士登録。東京弁護士会所属。主な編著書に『転勤・出向さらりーまん読本』『労働基準法入門』『事例で読む労働法実務事典』『私は辞めません』(旬報社)、『雇用調整をはねかえす法』(花伝社)、『ザ・管理職組合』(中央経済社)、『働く人のための法律相談』(青林書院)などがある
川人博[カワヒトヒロシ]
1949年、大阪府に生まれる。1974年、東京大学経済学部卒。1978年、東京弁護士会に弁護士登録。著書に『過労死社会と日本』(花伝社)、『過労死と企業の責任』(社会思想社)、『時代の流れから―いま、人権を読む』(リブリオ出版)、『国際交流のための英語』(共著・大月書店)、『過労自殺』(岩波新書)などがある
深見春夫[フカミハルオ]
1937年、東京に生まれる。イラストレーターとしてさし絵の仕事を多く手がける。絵本に『あしにょきにょき』『せかいいちのぼうし』(岩崎書店)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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