内容説明
真っ赤なドアのすき間から、まだ冷たい風があたたかな店のなかにヒュウとふきこんできました。そしてその風にのって、一枚の紙がまるでしのびこむようにはいってきたのです。その紙には「新作ポケット入荷しました」とかいてありました。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
22
【小学校】ぐるっとひと巡りして原点に戻ってきたようなお話でした。自分も荷物が多くなってしまうたちなのでパティの気持ちは判り過ぎるくらい。でも「たりないもの」があると、そこから素敵なことが始まることも♪見事解決と思わせといて、本当にこれで良いのかしら?と迷わせ、最後に本当に大切なことに気づかせてくれる、このシリーズ侮れません。2015/05/06
雨巫女。@新潮部
10
《私-図書館》セールス魔女さんの力は、素晴らしい。憧れる。私も、不安で、荷物が増えがち。減らさないといけないなあ、2019/11/01
absinthe@読み聞かせメーター
8
6歳の娘に読み聞かせ。何だか伏線改修に凝り過ぎてしまった感がある。でも、表現の細やかさはいつも通り。楽しく読めた。2017/05/04
Rabbit Teacher
3
僕だったらシンシアの言葉にだまされて買いすぎないと思う。でもたしかに魔法のポッケとは便利かも。2023/10/29
さくらぱぱ
3
娘6才2019/12/04