内容説明
「ほんとにない!なくなってる!」ナナは小さなゆびぬきをみて、おもわずさけびました。ゆびぬきには、一匹の黒ねこの絵がかいてありました。その顔にはふたつの目のかわりに魔法のダイヤモンドがはめこんであったのです。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーション「あんみつ姫」(フジテレビ)等の美術設定を担当。現在は玩具デザイナーとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
22
【小学校】もうすぐ一年の終わり。大晦日に十二ヶ月の妖精たちが年越しのダンスを踊らないと、新年を迎えられません。ところが二月の妖精が「二月は余分でいらない月」だから、もう二月の妖精をやめます!と家出してしまい…。いつもはシルクのデザイン画がカラーなのに今回は白黒でした。カラーで見てみたかったな~。二月がどんなに素敵な月かよく判りました♪2015/03/10
のほほん
11
「ミソッカスや役立たずなんて、ひとりもおりません」ほんとにそうですよね。おとなしくてめだたないとついついよけい者に思ったりするけど、どんな仕事でもそれをしてくれる人がいなかったらたちまち困ってしまうはずです。1月から12月の12人の妖精さんたちのお話です。その中で2月は寒いし、雪にとじこめられるしであまり大切にされていませんでした。でも2月の妖精さんが家出をしてその仕事の大切さが皆にわかりました。私も寒がってばかりいないで外をよく見てみようかな。シルクが2月の妖精さんのドレスをステキなドレスにしましたよ。2023/11/23
雨巫女。@新潮部
8
《私-図書館》二月の妹は、辛かったね。素敵なドレスができてよかった。とても、似合ってました。2019/06/04
のりこ@受験生なのに勉強してない~(>_<)
7
やっぱり、シルクのデザイン画かわいい♪2015/04/03
absinthe@読み聞かせメーター
5
6歳の娘に読み聞かせ。ダイヤが消えたことは本筋とあまり関係なかった。とにかくこの作家、描写が丁寧だなぁ。変にテンポを速めようとしないところがいい。2017/03/20