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めくってびっくり短歌絵本
ぺったんぺったん白鳥がくる―動物の短歌

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265052646
  • NDC分類 K911
  • Cコード C8392

内容説明

短歌は、五・七・五・七・七の三十一音からなる短い歌です。かわいらしい動物たちは、短歌の世界でも大人気です。動物の短歌を十四首収録。

著者等紹介

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年、北海道生まれ。1990年に歌集『シンジケート』(沖積舎)でデビュー。気鋭の歌人として、創作、評論ともに活躍。近年エッセイストとしても注目を集めている。ほむらひろし名義による絵本翻訳も多数

青山明弘[アオヤマアキヒロ]
1966年、兵庫県生まれ。イラストレーター。愛知県立芸術大学、セツ・モードセミナー卒業。書籍装画を中心に活躍中。PATER’S GALLERY COMPETITION入賞、TIS公募、チョイス入選など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

77
『めくってびっくり短歌絵本』4巻は動物篇。与謝野晶子さんの歌がとても美しくてよかったです。「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」。齋藤茂吉さんの歌はユーモラスで青山明弘さんの絵とマッチしています。青山さんの色使いはポップでカラフル。観音開きという本の体裁を巧みに生かして楽しい気分にしてくれますね。『~ぺったんぺったん白鳥が来る』『もういやだ俺はペリカン便に行く~』も良かったです。2015/08/06

パフちゃん@かのん変更

60
動物編。「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」や「我が家の犬はいづこにゆきぬらむ今宵も思いいでて眠れる」とか文語体の短歌がしっくりくるが『「もういやだ俺はペリカン便に行く」クロネコヤマト倉庫の壁に』とか「この変なドキッという感じの衝撃は巨大イカを知った時と似てる」などの口語も短歌なんですよね。いつから変わってきたんだろう。「水を出で大きな黒き水掻きのぺったんぺったん白鳥がくる」これは文語だけど中間のイメージ。私、学生時代に夜の兼六園で霞が池の白鳥に手(手袋)を噛まれました(-_-;)2014/10/29

かおりんご

33
短歌。動物を歌っているなんて面白い!お気に入りは、入谷いずみさんの作品:「もういやだ俺はペリカン便に行く」クロネコヤマト倉庫の壁に2015/05/16

kanata

25
児童書の穂村本。動物の短歌14首。入谷いずみ「『もういやだ俺はペリカン便に行く』クロネコヤマト倉庫の壁に」にはくすっとさせられる。青山明弘さんのクロネコの絵がかわいいのだ。喜多昭夫「猫はみな白痴なんですだからつていきなり抱きしめては駄目」の猫へのほこほこした気持ちの盛り上がりと、猫を≪持ち上げ≫はしない人間同士の注意のしかた。大滝和子「急行を待つ行列のうしろでは『オランウータン食べられますか』」聞き間違え。「シマウマ丼」「ライオンライス」に紛れた「焼肉定食」の牛がまんまゆえ可愛い絵とのギャップにヤラレタ。2019/05/18

にゃんた

21
動物の短歌。そのなかで光る(光って見えた)この歌。「もういやだ俺はペリカン便に行く」クロネコヤマト倉庫の壁に…だ。何か違う視点の歌がかける人でありたい。2018/01/06

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