出版社内容情報
多摩の豪農の家に生まれた土方歳三が京都で新選組副長として鬼と恐れられながら、最後は五稜郭で亡くなるまでの半生を描く。いまだに人気のある土方の魅力とは何か。
内容説明
幕末の京都で「新選組の鬼の副長」と呼ばれた土方歳三は、多摩の豪農の出身です。この地域は幕府の直轄領であったので、徳川に対する忠誠心もあつく、武士にも憧れていました。武士よりも武士らしく、誠の旗のもとに集まった彼らは、局長近藤勇のもとで幕府のために働きます。朝敵になっても最後まで戦い抜いた土方歳三の生涯は今も多くの人々に愛されています。
目次
1 光満ちる日
2 京への旅立ち
3 池田屋事件
4 動乱
5 甲陽鎮撫隊
6 北海道共和国
著者等紹介
越水利江子[コシミズリエコ]
作家。元東北芸術工科大学客員教授。日本ペンクラブ、日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会所属。『風のラヴソング』で、芸術選奨新人賞、日本児童文学者協会新人賞、『あした、出会った少年』で日本児童文芸家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 脱集団化へ向かう中国