出版社内容情報
カルト集団の預言者テニスンを追跡し、ウィルたちはピクタへ渡る。無敵のホールトが暗殺者にねらわれ、史上最大の危機に!
ジョン・フラナガン[ジョン フラナガン]
著・文・その他
入江真佐子[イリエマサコ]
翻訳
内容説明
カルト集団「アウトサイダーズ」は、ピクタへ逃れた。ウィル、ホラス、ホールトは慎重に追跡するが、暗殺者の待つ「死の森」に迷いこんでしまう。標的となったレンジャーらの闘いに息をのむ、その瞬間!
著者等紹介
フラナガン,ジョン[フラナガン,ジョン] [Flanagan,John]
オーストラリアを代表する児童文学作家。テレビシリーズの脚本家として活躍中に、12歳の息子のために物語を書きはじめる。その作品をふくらませ、『アラルエン戦記』シリーズの第一作目として刊行。シリーズを通してニューヨークタイムズベストセラーに60週以上ランクイン、子どもたち自身が選出する賞や国内外の賞・推薦を多数受賞、人気を不動のものとする。シドニー在住
入江真佐子[イリエマサコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。児童書のほか、ノンフィクションの話題作を多く手がけるなど、幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨル
22
えええ~!絶体絶命なところで上巻終了~。心拍数上がる。下巻に進みます。2019/07/17
tellme0112
13
依存症、催眠、カルトのつぎはこれか…。アラルエン戦記っていつも、自分自身の心(脳の働きというか…、認知、感情の抑制、判断…)と対峙するようなたたかいだよなあと思う。アクションシーンも好きだけど。このドキドキ感がたまらない。2018/10/04
DARK
5
なんか前半は、急にとげとげしくなったというか、なんだろこの感じ、ぞわぞわ?、ざわ…ざわ…(いや、それはない笑)、暴力沙汰が増えて、会話に皮肉が混じるようになったからかな。そして、最後、えーっマジか!どうなるんだろう…。次巻は来年発売予定だそうで、気長に待たなきゃね。アラルエン戦記は、久しぶりにはまったシリーズだったのでまた違う、はまれる作品を発掘しなきゃだな。2018/09/15
Abercrombie
4
ここで次巻に続く、なのかあ。カルト集団を追う主人公一行の旅路。密輸業者、スコッティ人の急襲者たちとの戦いは、ユーモア交じりでのほほんと読んでいたが、暗殺者の待ち受ける森へ、誘いと知りつつ踏み込んでゆくホールトとウィルの姿には嫌な予感しかせず、読み進むのが辛かった。そして、衝撃の結末! 12巻がすぐ出るのがありがたい(11巻が出てるのを半年以上気づかなかっただけだが…)。2018/12/07
たー
3
まさかこんな危難が待っているとは…。 まさかまさかで予想もしていなかったラストの展開。ウィルとホラスの心を思うと、悲しくて泣けてきます。 そして、次巻はまだ出ず…。こんな展開で終わるなんて、待てるわけないですよ。 しかし、ウィルはなんだか幼くなってる気が。一人立ちしたんじゃないの?って疑問はあるけど、師と一緒だとそうもなるのか? 面白いことは間違いないけど、次はみんなが機転を利かせて暴れまわる話が読みたいですね。2018/10/22