出版社内容情報
誘拐されたエラクの救出に向かう中、ウィルは砂嵐ではぐれた愛馬タグを捜索。一方ホールトたちは、なぞの集団に命をねらわれる。
内容説明
ウィルは、もはや瀕死の状態だった。愛馬タグの行方、誘拐されたエラクの安否もわからない。さらに、闇より深い砂漠の恐怖がホールトたちを取りかこむ。アラルエン王国、スカンディアの未来はいかに?部族同士の駆け引き、スリリングな展開がたまらない、注目の8巻!大切な仲間を守る!命がけの戦いに挑む若者たちの友情を描く大型ファンタジー。
著者等紹介
フラナガン,ジョン[フラナガン,ジョン] [Flanagan,John]
オーストラリアを代表する児童文学作家。テレビシリーズの脚本家として活躍中に、12歳の息子のために物語を書きはじめる。『アラルエン戦記』シリーズは、ニューヨークタイムズベストセラーに60週以上ランクインしたほか、子どもたち自身が選出する賞や国内外の賞・推薦を多数受賞。シドニー在住
入江真佐子[イリエマサコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。児童書のほかノンフィクションなど幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほたて
19
大丈夫とわかっていても(時系列遡った話だから)それでもハラハラする。このお話は仲間とのやりとりがじーんとくるので、ウィルだけ別行動の今回はちょっと読みにくかったかな。そのぶん短いエピローグは甘いご褒美のようで、エピローグを何度も反芻。またシリーズ1話から読みたくなった。2016/06/21
はる
12
図書館本。残念!やはり物語りは順を追うほうが楽しい。遡ることこの冒険の前にはこんな冒険がありました…??そしてその冒険がなんとなく薄いヨウナキガスル。世界が狭くなったような気がする。砂漠でひりひりと乾くような気持ちで待ちすぎたのか?今度上巻下巻を揃えて一気読みしてみよう。2016/06/14
今夜は眠れない
8
大団円ということで、ホッとした。ウィル助かるとは思っていたけど・・・ カサンドラのたくましさと成長にはホールトならずとも舌をまく。これからが楽しみ。 エピローグが嬉しい。2度読み。2016/05/25
tellme0112
6
苦しい展開からの決着つくまでの爽快感がたまんない。そうだったそうだった。アラルエン戦記の良さって、こういうところだね。外交と軍事のバランスいいよな。見慣れない地理、見慣れない民族、見慣れない風習、…面白かった。言葉が通じて良かったよな…。上巻ではあんなに出てきたホールトの心配性が下巻で信頼に変わるのね。もう一度読見直したい。2017/03/07
tellme0112
4
図書館に返却前に再読。奪還のタイトルにふさわしい爽快感。仕事でつまづいたときはこんな冷静さが欲しいわ。と思う。2017/03/10
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