内容説明
主人公フチ・ネドバルは１７歳。ロウソク職人の家に生まれた早熟でキレ者の少年だ。フチは、ふとしたことから首都への旅に随行することになる。旅の目的は、ブラックドラゴンに捕らえられた人々の身代金をえること。旅のとちゅう、エルフ、ドワーフ、女盗賊、スパイ、放浪する王子など、さまざまな人種、種族に出会う。一行をおそう危機、そして、待ちうける壮大な抗争劇。
著者等紹介
イヨンド［イヨンド］
１９７２年生まれ。慶南大学国語国文学科卒業。９７年、韓国のパソコン通信、ハイテルに『ドラゴンラージャ』を連載、９８年に単行本化され、ファンタジーブームの火つけ役となる。韓国、馬山市在住
ホンカズミ［ホンカズミ］
１９７０年生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京都在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆりあ
8
最初はﾉﾘが軽くてびっくりしたし違和感あったけど、読み進めるうちにだんだん面白いと感じて、そのﾉﾘが話全体を明るいものにしてると思った。ﾌﾁとｼﾞｪﾐﾆの関係がかわいい。次巻も読んでみます。2011/08/06
文公
7
中学生の頃、寝る間も惜しんで読み耽った。懐かしい。未だに面白く読めるのは、この本が優れていると同時に、僕が精神的にあまり成長してないからなのかも。2021/05/01
秀
5
中学生くらいの時にとても楽しんませてもらった小説。いろいろあって約7年ぶりに読んだ。 訳が変なのか引っかかるところが沢山あったが、剣やドラゴンや魔法がでてくる王道の設定に引き込まれた。続きも楽しんで読も2015/05/11
れお
5
再読☆やっぱ、フチのジェミニにへの接し方が最高にいい（笑）長い旅になるけど、もう１回全巻読んでフューチャーウォーカーに入りたいからね!!2014/01/28
アツシカ
4
懐かしきハイファンタジー。記憶通り面白く、小学生当時よりも楽しめた気さえします。一巻は旅立ちの一章＋二章冒頭。思ってたよりフチとジェミニが仲良しでした。フチくん、極めて普通の少年のくせしてなかなかの思索家でよい。あとイルリルとの会話好き。行きて帰りし物語を地でゆく王道、多種族の信仰が交錯する色とりどり、不思議アイテムの数々。どれをとっても面白く、ワクワクする物語です。仲間増えてからが楽しいんだよなー。ジュブナイルにおいて「ワクワク」がどれほど大切か。続きもまったり読んでいきます2019/02/09
