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出版社内容情報
道長はなぜ栄華を誇るようになったのか? その背景を大鏡のエピソードを聞きつつ、安倍清明や後の紫式部とともに探っていく。
平安時代に栄華を誇った道長ですが、実はどんな人だったのでしょうか? 大鏡という歴史物語を通して、道長の実像に安倍晴明や若い頃の紫式部とともに迫ります。
【著者紹介】
【那須田淳・著】 1959年浜松市生まれ。早稲田大学卒。1995年からドイツのベルリン市に在住。青山学院女子短期大学非常勤講師。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞受賞。『一億百万光年先に住むウサギ』『星磨きウサギ』(ともに理論社)など著書多数。『ちいさなちいさな王様』『キリンと暮らす、クジラと眠る』(講談社)など、翻訳も多数手がける。
著者等紹介
那須田淳[ナスダジュン]
1959年生まれ。早稲田大学卒業。著作に『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店、産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)など多数。95年よりドイツ・ベルリン市に在住。青山学院女子短期大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
17
『大鏡』って、どんな話だったけ?と借りてきました。雲林院の百八十歳の老人が現れ、昔話をしている。「おれ」は親友の俊ちゃんに頼まれ、会いにいくが…。おれなんて言っていますが、帝の弟、俊ちゃんもいずれ大臣になる身分なんですが、親しみやすい少年たちです。ひょんな事からタイムスリップして、『大鏡』で語られた過去を見る事になります。有名人が何人も登場。歴史に疎いもんで、このエピソード初めて知った…。人間関係が複雑なのは相変わらずですが、分かりやすくて、別の本に進めそうです。2021/11/25
花林糖
14
(図書館本)13歳の尊仁親王と源俊房がタイムトラベルで大鏡へ。ファンタジーで可愛いすぎて古典物とは思えない。大鏡未読だけれど読みたくなりました。が、落差が激しそうで少し心配です。2017/02/17
とみみ
9
図書館本。大河に影響され大鏡を読んでみたかった。小中学生対象の文脈なので読みやすい。大鏡は二人の老人(仙人?)が平安時代の藤原全盛期を語るストーリーらしいが、この本は老人を介して後の後三条天皇の尊仁親王、大鏡の作者とも言われる源俊房の少年時代の二人がタイムスリップしてその時代を振り返る設定。紫式部や道長も一緒に歴史を振り返る。本来の大鏡とは違うが尊仁親王と紫式部の甘酸っぱい感情も描かれている。本来の大鏡も読みたくなる。2024/04/14
miho
8
「なんて素敵にジャパネスク」のあとがきに「大鏡」のことが書いてあったので、読んでみました。面白かったです。人間関係が複雑で訳が分からなくなりましたが・・・相関図があるので助かりました。安倍晴明や菅原道真が出てきて楽しかったので、今度は別の「大鏡」を読みたいなって思いました。2022/11/15
宵
8
またもや十十夜さんの美麗イラスト! 2016/11/05