アガサ・クリスティー探偵名作集 〈1〉 メンハーラ王の呪い 安藤由紀

アガサ・クリスティー探偵名作集 〈1〉 メンハーラ王の呪い 安藤由紀

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784265049011
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

古代エジプトの王メンハーラの墓を発掘した考古学者が病死。名探偵ポワロは…。他に,首飾り盗難事件/チョコレートの箱。    小学生高学年から

内容説明

古代エジプトの王メンハーラの墓が発掘されたニュースは、いちはやく全世界に伝えられましたが、その直後に誰もが予想にしなかった事件が発生しました。調査の指揮にあたった考古学者とスポンサーがあいついで病死し、追いうちをかけるよううにスポンサーの甥が謎のピストル自殺をとげたのです。王の墓を荒した呪いと世間は騒ぎたてましたが、名探偵ポアロの小さな灰色の脳細胞は、事件の真相をみのがしはしませんでした…。表題作のほかに、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの名作「首飾り盗難事件」と「チョコレートの箱」の2篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

43
再読。こないだグレかまにも紹介された「チョコレートの箱」をまた見たくなったので(なお犯人バラしてます)。テレビでも隠してたすべてが終わった後の最後の発言がやっぱいいわ。別タイトルで見た「メンハーラ王の呪い」のポワロのリアクションもやはりいい(実はこれがクリスティー初短編)。全編ポワロのリアクションが様々で面白い。2021/02/11

みや

27
ポワロシリーズの短編3作収録。全て『ポアロ登場』に別の作品名で収録されている。本書は小学校高学年~中学生向けなので、翻訳も違うのかもしれない。短編だと人物名を覚える前に終わってしまうため、あまり楽しみきれなかった。エジプト王の墓を発掘した人たちが次々と死んでいく表題作は、ラクダや砂漠に翻弄される情けないポワロが可愛い。イギリスのホテルが舞台の「首飾り盗難事件」、自分のへまで解決を失敗した唯一の事件を回想する「チョコレートの箱」もシンプルなトリックで分かりやすいが、人物関係を把握できなかったのが残念だった。2018/03/09

じょうき

15
図書館本。小学四年生の息子に、趣味丸出しで勧めた。長編の方が衝撃的だが、とりあえず短編で慣れてもらおうと選んだ。絶対に読んでいるはずだが、タイトルから内容が思い出せない。しかし読んでみると記憶が蘇ってくる。子供の頃の記憶はしっかり定着しているようだ。論理による推理は面白く、収録作では、ポアロの失敗談であるチョコレートの箱が、伏線の張り方が巧妙でよかった。2023/01/28

さわこ

5
再読。自信家なポワロは、あんまり友人には持ちたくないタイプだけど、一周回って好感が持てる人。表題作よりは「首飾り盗難事件」と「チョコレートの箱」の方が好きかな。★★★☆☆2015/02/07

本の妖精

2
難しい事件が、解けるなんて…… ポアロ、すごい👏🏻✨2020/11/12

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