内容説明
日本の著名な作家たちによるSF短編集。遠くはるかに/少女/無抵抗人間/サイボーグなど10編。
著者等紹介
福島正実[フクシママサミ]
1929年樺太に生まれる。明治大学文学部仏文科中退。『SFマガジン』初代編集長を振りだしに、SFの翻訳、創作、評論に目ざましい活躍をした。1976年没
寺澤昭[テラサワアキラ]
東京生まれ。美術学校卒業後、グラフィックデザイナーを経て、純粋絵画に専念。同時に広告、出版関連の絵も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mustang
1
中学校の図書館で借りて読んだSF短編集。中でも福島正実の「白いラプソディー」がお気に入りだった。約30年ぶりに再読。短いが非常に良くできた作品。タイムトラベルものの大傑作。2011/02/20
なつ
0
色をなくした町と、サイボーグとぼくたちは見た!が特に面白かった。だけど、良作揃いでSF初心者の私にはぴったりだった。2017/03/29
オシャレ泥棒
0
【図】「遠くはるかに」絶望に陥ったパラレルワールドの美枝子を救おうとする和夫。「少女」明日、再び目の前に少女が現れたら未来の妻とは…という展開かと思った。しかしこの少女は私と同じ年代の生まれになるがタイム・マシンの実現は言わずもがなである。(続く)2014/12/20
ソーナノ
0
遠くはるかに/少女/あばよ!明日の由紀/無抵抗人間/色をなくした町/わたしたちの愛する星の未来は/サイボーグ/白いラプソディー/ぼくたちは見た!/悪魔の国から来た少女2013/06/30
Paisley1006
0
矢野徹「サイボーグ」。サイボーグの悲しさや辛さが書かれているところに心寄せてしまいます。2012/08/14
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- 和書
- 薬理学をおもしろく学ぶ