SF名作コレクション 〈6〉 宇宙のサバイバル戦争 トム・ゴドウィン

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SF名作コレクション 〈6〉 宇宙のサバイバル戦争 トム・ゴドウィン

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265046560
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8397

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

15
山本弘さんのBISビブリオバトルシリーズ4巻で紹介されていたので、県立図書館から取り寄せてもらって読んだ。子ども向けのSFだが、スケールの大きな作品。突如襲ってきた宇宙人ゲルンによる攻撃で、不毛の惑星ラグナロクに捨てられた地球人たち。200年もの間、耐えて生き延びていつか復讐することだけを目的に何世代も年月を経てきた人々。ストーリーを追っているだけでその凄まじさがわかる。時々、古めかしい表現に出会うが、壮大なストーリーには感動すら覚える。強いて言えば誤植が多かった。2018/03/06

植田 和昭

11
200年かけて復讐というところがすごい。200年もたったら戦争終わってると思うけどなあ。サバイバルのところが長すぎます。最後が少し不満です。2018/06/11

ぽけっとももんが

6
「君の知らない方程式」からの派生読書。しかし物語の中でどういう役割を果たしたんだったか定かではない。すぐすぐ読まないとだめだね。さて、昔のいかにもSF的なタイトルと意味不明な表紙。ラグナロクでのサバイバルは興味深いけれどもつっこみどころは満載。200年も高度な知識とゲルン憎しが脈々と伝わる不思議。とはいえ二つの太陽を持つ惑星ラグナロク、オオカミドラ、一角獣、モノマネリスなど想像力をかき立てられました。2021/04/29

lotta7

5
BISビブリオバトル部4巻で取り上げられていたので読んで見た。児童書だと思って甘くて見ていたが、壮大なスケールで驚いた。もしかしたら『地球へ』も、この作品の影響を受けたのだろうか?大人が読んでも引き込まれるだろう。まさにサバイバルだ。2017/09/28

スターライト

5
名作短篇「冷たい方程式」の作者による長篇。残忍きわまりないゲルン人によって、惑星ラグナロクへと追放された地球人たちが、過酷な環境と獰猛な猛獣たちと戦いながら、ゲルンの宇宙船を強奪し、脱出を図る様子を迫真の筆致で描く。安易な解決策に頼らず、リアルにラグナロクでの生活を描くところは、さすが。2世紀がかりで目的を達成していくところも真実味があって、好感が持てる。ラストの主人公たちのセリフが泣かせる、ゴドウィンの隠れた名作。2010/11/20

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