出版社内容情報
霜柱を見つけたら、どんな場所にできているか、周りをよく見てみよう。日が当たる場所かな?それとも日かげ?写真絵本で考えよう。
しもばしらが出来るまでの様子を、写真で解説する絵本。どのようにできる?どんな場所にできる?霜柱が立っている場所をよく見てみよう。日があたる地面かな?それとも、日かげの地面かな?
【著者紹介】
【細島雅代・写真】 1957年、神奈川県生まれ。女子美術大学ディスプレイデザイン課卒。同校造形専攻科卒。コマーシャルスタジオ勤務を経て独立。1981年、キャノンサロンにインドから」、コダックフォトサロンで「passageofdream」を開催。著書に「オーストラリア」「中国の友だち」がある。
内容説明
しもばしらは、なぜ、地面の上に長くのびるのでしょう?しもばしらが、よく見られるところは、どんなところでしょう?自分の目でたしかめてみませんか?毎日しもばしらを見るのが楽しくなりますよ。
著者等紹介
細島雅代[ホソジママサヨ]
1957年、神奈川県生まれ。女子美術短期大学ディスプレイデザイン科卒。同校造形専攻科卒。コマーシャルスタジオ勤務をへて独立
伊地知英信[イジチエイシン]
1961年、東京生まれ。北里大学水産学部卒。編集製作会社、出版社をへて独立。自然科学書・雑誌・博物館展示の企画と原稿執筆にたずさわる。日本の凧の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
66
子供の頃、学校までの通学路でザクザクと踏みしめて楽しんだ霜柱。当たり前のように思っていたが、よくよく周りに聞いてみると他の地域ではあまり見られないそうでびっくり。関東ローム層では霜柱が出来やすいらしい。そんなきっかけがあって手に取ったみたが、写真でまじまじと霜柱を見ると、とても繊細なのがわかる。土の中の水分の多さや土壌の粒の大きさ、隙間具合、急に冷えたかゆっくり冷えたかによって様々なかたちになるという。細いさらさらした霜柱と太いごつごつした霜柱の対比など興味深い。巻末に霜柱の作り方も掲載。わくわくする!2022/02/15
たまきら
45
読み友さんの感想を読んで。かがくのともも面白かったですが、こちらではしもばしらについてさらに詳しく説明がされていて、「そうか!だからこういう風になるんだ!」と実際に観察したくなること必至です。娘は「寒いうちに読んでたらなあ」ときのないお返事。タイミングがすべてなのか…。2022/03/22
tokotoko
44
とっても寒い今年。霜柱、見ましたか?私、まだ見れてません。・・・というか、もうずいぶん長い間、見てません。だから、霜柱の存在も・・・忘れちゃってました。この本で思い出せてよかったです。この本は、私達が実は「水」に囲まれていることも再認識させてくれます。だから読み終わるとね、きっと目も気持ちも潤います。そして、もちろん、霜柱にも詳しくなるから、冬の外歩きがとっても楽しみになりまーす!!2015/01/10
たんぽぽ
31
朝の出だし、図書室で過ごす子が、霜柱を掌にのせて持って来てくれたきっかけで。霜柱について前は福音館のもので読み聞かせしていたが、こちらは絵ではなく写真で霜柱の様々な姿がおさめられていて、説明文とともに、その水の変化の不思議さに惹きつけられてしまう。土の中の水がすぐに凍ってしまう日陰より、日当たりの良い地面の方が霜柱ができやすいとは意外だった。確かにその子が見つけてきた近くの広場もよく日が当たる。最後に家で霜柱をつくる実験と解説のコーナーがある。字数が多くない割に充実した内容で冬の読み聞かせ本に加えたい。2019/01/31
izw
24
最近じっくり観ることが少なくなった「しもばしら」の写真が美しい。巻末に家庭でのしもばしらの作り方が載っていて、作ってみたくなります。2015/08/06