出版社内容情報
捨て犬から日本初のセラピードッグになったチロリの物語。生きるものすべての命の重み、人と犬とが生きることを考えされられる。
ゴミ箱に子犬たちといっしょに捨てられて、殺処分寸前に助けられたチロリ。人間にたくさんいじめられてきたにもかかわらず、やさしい笑顔と深い思いやりで、弱った人間の心をいやすセラピードッグとして活躍しました。不幸のどん底からはいあがってきた一匹の犬が献身的にお年よりをケアする様子に、がんばることの大切さや人の役に立つことの喜びなどを子どもたちに感じてもらえたら、と願います。
【著者紹介】
大木トオル ブルースシンガー・国際セラピードッグ協会代表。74年渡米。シンガーとして活躍する一方で、動物愛護家として日米の友好親善につくし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして活動。現在、被災地、老人施設などでのセラピードッグの普及のために活動。
内容説明
ゴミ箱に子犬たちといっしょに捨てられていたチロリ。たくさんいじめられてきたけれど、やさしい笑顔とふかい思いやりで弱った人の心と体をなおす、セラピードッグとして活躍!チロリと出会った人はみんな、チロリのそのやさしさから生きる勇気をもらいました。―ゴミ箱で拾われて、人の弱った心と体をなおすセラピードッグとして活躍するまでになったチロリの物語です。
目次
プロローグ チロリと五匹の子犬との出会い
1章 子どもたち、犬の母子を助ける
2章 セラピードッグになるトレーニング
3章 チロリがセラピードッグに
4章 人と犬が助けあって生きる
5章 被災地でのセラピードッグの活躍
著者等紹介
大木トオル[オオキトオル]
音楽家。国際セラピードッグ協会代表、ユナイテッド・セラピー・ジャパンINC代表。弘前学院大学客員教授。社会福祉学者(日米)。東京都日本橋人形町生まれ。76年渡米、日本人ブルースシンガーとして人種のかべをのりこえ活躍。日本のブラックミュージックの架け橋となり、プロデューサーとしても多くのアーティストを育てている。また、動物愛護家とも知られ、日米の友好親善につくし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして、70年代より活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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