内容説明
わたしは「未来」、子犬のときに、目や足首を切られて、捨てられていた。でも、今は里親である「かあちゃん、とうちゃん」そして、コーギー犬の蘭丸にいちゃんと、元気に暮らしている。そんなわが家に、次々と子犬たちがやって来るようになった。わたしと同じように、みんな捨てられていた犬たちだ。今度はわたしが、捨てられた子犬たちを勇気づける番なんだ。
目次
プロローグ わたしは未来
1章 はじめてのあずかりっ子、ひなちゃんが来た!
2章 ダンボールの子犬、ルイちゃん
3章 野良犬の子、小次郎
4章 失敗作だった夢ちゃん、利休、ナナちゃん、紅寿
エピローグ 捨て犬のミッション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうひ
19
読友のごろうさんおすすめの一冊。保健所に収容されていた犬・未来ちゃんが主人公のお話です。傷ついた犬たちとそれを救おうとする人たちがいて、未来ちゃんのように犬を励ます犬がいる。人間から酷い虐待を受けていたのに、憎むより信じることが大切だと思える未来ちゃんはなんて素晴らしいんだろう。そして心を閉ざした犬たちがもう一度笑えるようになるまで、未来ちゃんは決して諦めないのです。生命力ってこういう力のことを言うんだな、と思いました。2014/09/17
はむちゃん
7
ペット病院にありました。やっぱり今西さんの本は本当の命っていう物を知れるいい本だと思います。2015/08/13
穏やか本好きなったんゆーたん
6
犬ちゃんの本は誰もいなくならないのが好き。悲しいのは嫌い。いい名前をつけてくれる人だなあ2012/03/28
小川欄@宿題テストが…(-_-;)
5
後ろ足を切って右目を傷つけるなんてひどい‼️\\\٩(๑`^´๑)۶////2016/12/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
4年生ブックトーク授業2025/07/10