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イワサキ・ノンフィクション
わたしは海獣のお医者さん

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265042814
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8395

内容説明

海獣とは、イルカやシャチなど海にすむ哺乳類のことをいいます。著者は、鴨川シーワールドという水族館で、獣医として長年、海獣たちに接してきました。この本では、ふだん見ることのできない海獣たちの貴重な写真とともに、海獣を飼育する喜びや苦労などをくわしく紹介します。

目次

1章 ナック、スーパースターへの道
2章 メル、お母さんになる
3章 神宝先生の神の手
4章 ダン吉くんの人工哺乳作戦
5章 サラを救え
6章 ロックくん危機一髪

著者等紹介

勝俣悦子[カツマタエツコ]
日本獣医畜産大学卒業、獣医師。1953年に東京都に生まれる。1977年に鴨川シーワールドに入社し、海獣類の健康管理者として現在に至る。2003年にバンドウイルカの人工授精に日本で初めて成功した。2005年に「飼育海生哺乳類の繁殖に関する研究」で獣医学博士号を取得。千葉県鴨川市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

7
★蔵書2018/05/28

Rootport Blindwatchmaker

3
小学生向けの児童書。とはいえ、日本の海獣類(とくにシャチ)飼育に関する一般向け書籍は少なく、鴨川シーワールドでシャチの繁殖に立ち会った獣医師本人の記述は貴重だ。美ら海水族館の館長・内田詮三氏は「水族館は悪行」と書いているが、自然の生物を閉じ込めるのは人間のエゴだ。が、もしも水族館がなければ、人間は海に暮らす隣人について知る機会もなく、私たちはより愚かな悪行を重ねるだろう。トロッコ問題のようなジレンマのなかで、せめて飼育されている生物には健康で幸福でいて欲しい。そんな著者の情熱をひしひしと感じる一冊だった。2018/05/08

たけし

1
シーワールドのシャチのショーに感動して読了。子供向けに簡素な文書になっているが筆者の実績はさすが。ベルーガ、イルカ、アシカ、セイウチ、シャチとシーワールドで見た海獣達の裏側事情が少し垣間見えて嬉しくなると同時に、飼育員や獣医師の並々ならぬ苦労が感じられる。2018/09/02

seichan

1
同著者の「わたしはイルカの……」の続編にあたる。前編とかぶる箇所は少なく、海獣たちのその後もわかって、実によかった。子供向きのはずだが、大人の読書に耐える、素直に面白い、素晴らしい本。オススメ。2011/04/22

susululu

0
どんな動物とでも心で交流ができることがよくわかりました。鴨シーに行きたい~2012/10/08

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