ぼくのじしんえにっき (新装版)

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ぼくのじしんえにっき (新装版)

  • 八起 正道【作】/いとう ひろし【絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 岩崎書店(2023/06発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 80p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265041312
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

大地震で町がメチャンコになった!そのときのことをぼくはえにっきにかいた。
こども目線で淡々と描かれる厳しい場面が、阪神淡路大震災、東日本大震災を経験した今、リアルに迫ります。

本書は、1989年に刊行された第36回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作。東日本大震災から10年以上が経過し、災害に遭ったことのないこども達に、この作品はノンフィクション以上にリアルに大切なことを伝えてくれる事でしょう。
今こそこどもたちに読んでもらいたい、という思いから新装版として刊行します。

阪神淡路大震災より前に書かれた、SF童話の新装版!

内容説明

ぼくの町が、大じしんでメチャンコになってしまった。その時のことをぼくはえにっきにくわしく書いた。第36回課題図書、産経児童出版文化賞推薦、第6回福島正実記念SF童話大賞受賞作品。

著者等紹介

八起正道[ヤオキマサミチ]
1951年、長崎県に生まれる。夜間高校卒業後、航空自衛隊、まんが家アシスタントなどを経て、会社員の傍ら執筆したこの作品で第6回福島正実記念SF童話賞大賞を受賞、作家としてデビューする

いとうひろし[イトウヒロシ]
本名、伊東寛。1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より創作を始め、1987年、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』(童心社)でデビユー。以来ユーモラスで哲学的な独特の作風で、絵本や絵童話の創作や挿絵の仕事を続ける。主な作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)『バンバンバンバンバンソウコウ』(以上ポプラ社)、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(産経児童出版文化賞、IBBYオナーリスト選出)、『だいじょうぶだいじょうぶ』(講談社出版文化賞受賞)『おさるのもり』(野間児童文芸賞)(以上講談社)、『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞受賞)『ごきげんなすてご』(以上徳間書店)、『かせいじんのおねがい』(童心社)他多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

72
児童書。SF童話。少年の7月22日から8月31日までの絵日記。両親と祖母、飼い猫と暮らしているボクの目線から日記形式でつづる地震の話。リアルでこわい。塾にいるときに震度7の地震が発生し、窓際にいた子にガラスが刺さる。避難パニックで押しつぶされた子がいる。父親は職場から帰ってこれない。水がなくて争いがおこる。暴動がおこり、伝染病が広がる。おばあちゃんの格言がいい「なさけはひとのためならず」▽初版1989年の新装版。昔読んでとても衝撃的だったことを思えている。少年の成長が感じられる。2023/09/21

がらくたどん

61
澤田瞳子さんの平安富士山大噴火の物語を読む合間に。平成元年初版の福島正実記念SF童話賞受賞作の新装版。ある年の夏休みに小学生の「ぼく」が絵日記に綴った「しんど7」の地震とその後に起きた事。通っていた塾が壊れかけ、お家に帰ったら電気は止まっていてお水も出なくて、スーパーは大混雑で喧嘩する人までいて。飼っていた猫もお友達も姿が見えなくなって。でも、会社からなんとか帰って来たパパの怪我を治療してくれた人もいて。あ~、病気になる人も・・。忘れないように、後から考えられるように。「ぼく」の日記は続いて行くんだね。2024/09/11

ヒラP@ehon.gohon

24
阪神淡路大震災の経験をベースにした、架空の物語ですが、現実感を持って受けとめられるお話です。 幸いその後の大災害で、人が伝染病で亡くなっていくような事は起きていないし、救援対策についても、ここまで劣悪な状況には追い込まれていないようには思います。 ただし人間のエゴについては計り知れないものがあって、報道の裏側で災害に乗じた盗難や、いがみ合いはどうしても起こっているようです。 その意味で、笑えないブラック・ユーモアではあります。2023/08/19

あおい

16
震度7の地震が起きて建物が倒壊し水も出なくなった。絵日記という形でマイルドに描かれているけど必要物資を求めて争いが起きたり伝染病が蔓延したり伝えている事はシビア。買物のために長時間並んだり水をもらいに行ったりした胆振東部地震を思い出した。災害に備えていたおばあちゃんの『情けは人のためならず」という言葉が印象的。2023/08/30

Midori Matsuoka

12
お話は小学生の和之くんが大地震で混乱する町の様子を日記に綴ったもの。地震発生直前の動物たちの異変、地震発生の恐ろしい様子、おばあちゃんがお風呂に水をためたり缶詰をたくさん持っていたりした理由、どれも淡々と描くことで迫ってくるものがある。 ラストで和之くんが「大人になったら」と決意する一文が未来に希望を持てる。 この本が最初に出版されたのは1989年。多くの震災を経て備えのある日本になっているのか、立ち止まって考える。2023年に新装版として今の子どもたちに手渡される意味も一緒に考える。2025/01/19

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