出版社内容情報
大地震で町がメチャンコになった!そのときのことをぼくはえにっきにかいた。
こども目線で淡々と描かれる厳しい場面が、阪神淡路大震災、東日本大震災を経験した今、リアルに迫ります。
本書は、1989年に刊行された第36回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作。東日本大震災から10年以上が経過し、災害に遭ったことのないこども達に、この作品はノンフィクション以上にリアルに大切なことを伝えてくれる事でしょう。
今こそこどもたちに読んでもらいたい、という思いから新装版として刊行します。
阪神淡路大震災より前に書かれた、SF童話の新装版!
内容説明
ぼくの町が、大じしんでメチャンコになってしまった。その時のことをぼくはえにっきにくわしく書いた。第36回課題図書、産経児童出版文化賞推薦、第6回福島正実記念SF童話大賞受賞作品。
著者等紹介
八起正道[ヤオキマサミチ]
1951年、長崎県に生まれる。夜間高校卒業後、航空自衛隊、まんが家アシスタントなどを経て、会社員の傍ら執筆したこの作品で第6回福島正実記念SF童話賞大賞を受賞、作家としてデビューする
いとうひろし[イトウヒロシ]
本名、伊東寛。1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より創作を始め、1987年、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』(童心社)でデビユー。以来ユーモラスで哲学的な独特の作風で、絵本や絵童話の創作や挿絵の仕事を続ける。主な作品に『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『くもくん』(日本絵本賞読者賞)『バンバンバンバンバンソウコウ』(以上ポプラ社)、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』(ともに路傍の石幼少年文学賞)、『おさるになるひ』(産経児童出版文化賞、IBBYオナーリスト選出)、『だいじょうぶだいじょうぶ』(講談社出版文化賞受賞)『おさるのもり』(野間児童文芸賞)(以上講談社)、『マンホールからこんにちは』(児童文芸新人賞受賞)『ごきげんなすてご』(以上徳間書店)、『かせいじんのおねがい』(童心社)他多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
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あおい
Midori Matsuoka