出版社内容情報
天気予報をピタリとあてる天才えりちゃんが金魚をのみこんだことから……。6歳でSF童話大賞を受賞した,話題の超ベストセラー。 小学生低学年から
内容説明
ぼくは竹下龍之介。ひかり幼稚園の年長組である。龍之介って名前、ぼくは気に入っている。芥川龍之介と同じだから。えりちゃんは、やっと生まれた妹だから、かわいくてたまらない。くるくるの天然パーマで、4本しかない歯で、なんでもつかんで食べる。クレヨン、紙、セロテープ、なんでも食べる…。6歳の童話作家誕生。話題の龍之介くんがおくるSF童話大賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
68
人気の本で、小さい頃に買ってもらいました。懐かしいです。原稿用紙に描かれた絵が印象的な表紙。文章もなかなか良く、天才は作者の方だろうと思います。2022/10/13
ume
12
★★★☆☆ 福島正実記念SF童話大賞受賞作 夏休みの読書感想文を書いた思い出の一冊。 学校に上がる前の歳の子が書いたとは思えない文章力や発想力。 純真なユーモアにくすくすさせられて、子どもながらにその才能が羨ましかった思い出。 いつでもにこにこのくるくる髪の毛の天才えりちゃんへの愛情に溢れている。 改めて読んで、スーパーヒーローだったりお化けが出たりではない、日常をテーマにしていることにも脱帽するしかない。 すごいの一言。2024/07/07
田仲
8
この本って、今も手に入るのかなぁ。2014/05/26
なおなお
7
昔から題名は知っていたが、まさか自分とあまり歳が変わらず、作者が6歳の頃に書いた物語とは知らなかった。 文書が生き生きとしていて楽しい。金魚を食べてしまったえりちゃんを検査する描写は、とても6歳とは思えない専門的な表現をしている。 現在、作者は弁護士になっているそうだ。小さい頃に有名になったのに健全に育って素晴らしい。2020/01/10
サラサラココ
6
小2、学校図書館の本。作者は6歳らしい。こどもによると、ちょっと信じられない場面もあったというのが正直なところらしい。創作童話だからね。。。2020/12/17
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- 和書
- えろす福音書 河出文庫