内容説明
木の世界で、トビー・ロルネスを助けることができる人物はひとりしかいない。彼はまだ自由の身でいてくれるだろうか?そうあってほしいとトビーは祈った。三年前、彼がトビーの命を救ってくれた。彼は木こりの息子だった。名前はニルス・アメン。トビーはかつての親友に会って助けを求めた。サン・テグジュペリ賞などフランス国内外で11賞受賞の話題作第3弾。
著者等紹介
フォンベル,ティモテ・ド[フォンベル,ティモテド][Fombelle,Timoth´ee de]
1973年生まれ。フランスとベトナムで文学の教師をつとめる。のち演劇に転向。1990年に自らが脚本と演出を手がける劇団を結成。以来、演劇のための脚本を書き続ける。初の小説「トビー・ロルネス」がサン・テグジュペリ賞をはじめ、フランス国内外で11の賞を受賞し、国際的な成功を収めた
プラス,フランソワ[プラス,フランソワ][Place,Francois]
1957年生まれ。視覚表現をエコール・エスチエンヌで学ぶ。スティーブンソン「宝島」など多くのすばらしい作家の作品のイラストを手がける一方、フィクションの分野でも才能を発揮している
伏見操[フシミミサオ]
1970年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、英語、フランス語の児童書の翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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にま
3
ヒビたちと別れたトビーの冒険。トビーはエリーシャを助け出す事ができるのでしょうか。お話はクライマックスに向かって盛り上がっていってます。最終巻が楽しみです。2009/03/13
dai
2
トビーの帰還。シムの脱出計画。最終巻に向け熱いわ。2019/10/07
明日希
1
第3巻。なんとなく、停滞。ああ、そうか、この表紙・・・。クライマックスに向けての、準備の本。2010/08/20
Nina
0
エリーシャ、トビー、シム、それぞれが戦っている。木の荒れ果てた様子とミッチやレオの心のすさんだ様がリンクして悲しい。2011/08/16
凪
0
物語も佳境に入ってきた感じ。「あの時のあの子が!」みたいな嬉しい展開もあり、長編ものの醍醐味も楽しめますね。一本の木という小さな世界が舞台だけれど、どうしてどうして地球の縮図ですよねコレ。それぞれの思惑と行動がどう絡んでくるのか、最終巻が楽しみ♪早く読まないと~。2021/02/22
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