出版社内容情報
童謡「ぞうさん」によって親しまれている,まど・みちおの詩の世界――生きものに寄せる愛,ことばあそび,ユニークな宇宙感覚他。 小学生中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
57
言葉と出会ったころ、もしかしたらこんな感じを味わったかも知れない。覚えてないけれども、なんとなくそんな気がする。遠くも見えるし近くもよく見える。風に吹かれて野道を歩く気分だ。《ぬけた歯をてのひらにのせると/星のようだ/生きもののぼくの口の中へはもう/帰れないほど とおくに光る…》ここでは動物も植物も虫も魚も星も、どこかから生まれてどこかへ去っていく。在ることは通り過ぎることなのだろうか? でも、今はただ言葉といっしょにいよう。挿絵をぽかんと眺めてページをめくっているうちに、くまさんといっしょにめがさめた。2015/02/11
牛乳🐮
11
詩集のブックトークに。 まどみちおの名前は知らなくても最初の「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」を読むと「知ってる!」となる2022/02/12
ochatomo
2
美しい日本の詩歌(岩崎書店)全20巻第5冊 やさしい詩おもしろい詩バランスよく 年譜と解説で20歳時に尾形亀之助の詩にふれたことを紹介 1995刊2017/12/07