出版社内容情報
一人の男の子が泣いている――始まりは知らない,みんながやったんだもの…言い訳が続く。いじめをかんがえるスウェーデンの絵本。 小学生高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
75
『あなたへ』シリーズ第6巻。この本から訳者のあとがきが入り、スウェーデンの〈オリエンテーリング教育〉について短く紹介されています。これまでのシリーズとはやや異質な構成。クラスのいじめの状況と、責任をなすりあいする子どもたち。後半には、事故や戦争の写真が収められ、メッセージが一言。「わたしのせいじゃない?」。2015/07/11
ネギっ子gen
54
子どもたちの「わたしのせいじゃない」という弁明が描かれる。イジメにあって一人で泣いている子――。加害者の子だけでなく、傍観していた子だって、それぞれに何かしらの責任があるというのに、子どもたちは淡々と“自分の言い分”を話す。「わたしのせいじゃないわ」から始まり、「はじまったときのこと みてないから どうしてそうなったのか ぼくはしらない」とか「ほんとうは わたし みたの だから しっているの でも とにかく わたしのせいじゃないのよ」とか「ぼくはこわかった なにもできなかった みているだけだった」とか。⇒2021/05/23
あーさん☆続編捜索中…(╯︵╰,)
46
白黒だけど。2018/07/19
とよぽん
43
落合恵子さんがラジオ番組で紹介した絵本。図書館の書庫から出してもらった。子供にも読めるが、子供の世界だけでなく人類すべての問題だ。責任ということを考える絵本。地球に生きる人類の一員としての自分から、ごく身近なコミュニティの一員としての自分まで、いろいろな立場でわたしは責任の一端を負う存在でなければならないと思う。2019/09/19
ann
36
自分の胸に手を当ててみて。私もあなたも。僕もきみも。2021/11/12
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