出版社内容情報
「古いしらかばの木」「人魚のくつ」「あんず林のどろぼう」「木馬がのった白い船」など,4編を収録する。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
54
どれも優しい、4つのお話。立原えりかさんらしい、不思議で優しく、そしてちょっとだけ切ない世界。表題作の他「古いしらかばの木」「人魚のくつ」「木馬がのった白い船」を収録。「あんず林のどろぼう」や「木馬がのった白い船」は教科書にも載ったので、読んだことがある方もいるのでは。この2作は特に大人が読んでも心に響く、素敵な作品でした。2023/10/31
ほりん
13
「あんず林のどろぼう」を小学生のころに読んで,大好きになりました。この本は当時読んだ本ではありませんが,図書館で見つけて再読しました。どろぼうが,一仕事したあと,腹ごしらえをしようと,町はずれの人がいないところへ行こうとします。するといつの間にか,あんず林の中に迷い込んでしまいます。あまりにも綺麗なところなので,どろぼうはいたたまれなくなり,走り出しますが,木の下に赤んぼうが寝ているのを見つけて・・・とても綺麗で素敵なお話です。花盛りのあんず林をいつか見てみたいと,ずっと思っています。2014/06/16
がる
3
中学の頃立原えりかさんが好きで懐かしく。 木馬がのった白い船が特に。2015/07/01
チタカアオイ
0
【図書館】2012/08/31
0
★★★☆☆ やさしくてちょっぴりせつない童話集。表題作が特に好きです、温かくて泣きたくなる2011/11/26